吹田貨物ターミナル駅(仮称)建設事業に係る環境影響評価実施計画書
(その3)    ===『アセスする項目としない 項目の紹介(129から147頁)』=== 
 (129・・147) 
ここから読み始めましょう。 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 
129頁) 
4.環境影響評価の項目、調査の方法及びその時期並びに予測の方法及びその時点 

4.1環境影響評価の項目 

4.1.1環境影響要因の細区分の抽出 

 本事業は吹田操車場跡地に梅田貨物駅の代替機能を有する吹田貨物駅を新たに整備するものであり、整備後には吹田貨物駅及び貨物専用道路が供 用される. 

 したがって、本事業による環境影響要因として「工事」、「存在」及び「供用」が考えられ、 その内容は表4.1.1に示すとおりである. 

表4.1.1 環境影響要因の内容 

〔環境影響要因〕 【環境影響要留の細区分】 

〔  工 事   〕 【建設機の稼動 ・ 工事用自動車の走行】 
〔  存 在   〕 【貨物駅施設の存在・貨物専用道路の存在・貨物駅施設の稼動】    
〔  供 用   〕 【貨物列車の走行 ・ 貨物関連自動車の走行】 
  
 4.1.2 環境要素の細区分の抽出 

 本事業の位置、内容及び規模、地域の横況等を考慮して、環境影響要因に対し、 環境影響評価の中で考慮する必要があると考えられる環境要素を 環境影響要因と環境要素との関連表を作成することにより抽出した.環境影響要因・環境要素関連表は表4.1.2に、その判断理由は表4.1,3にそ れぞれ示すとおりである. 
 (以上129頁) 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 

130頁) 
表4.1.2) テキストファイルでは表にしにくいので一部文章で補完します。 

【−】は表に丸印の記載されていない項目です 

表の横の項目は以下の【A】から【G】の項目です。 
【A】は、「建設機械の稼動」と関連があると考えられる項目です。 
【B】は、「工事用自動車の走行」と関連があると考えられる項目です。 
【C】は、「貨物駅施設の存在」と関連があると考えられる項目です。 
【D】は、「貨物専用道路の存在」と関連があると考えられる項目です。 
【E】は、「貨物駅施設の稼動」と関連があると考えられる項目です。 
【F】は、「貨物列車の走行」と関連があると考えられる項目です。 
【G】は、「貨物関連自動車の走行」と関連があると考えられる項目です。 

表の縦の項目は以下の(1)から(16)の項目です。これらと関連あるものの 項目を右に記載しました。なお、(3・騒音)は二つの項目に、 (2・水質汚染)と(11・動植物)はさらに三つの項目に細分されています。 
     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 
(1) 大気汚染……………………………【AB EFG】 
(2) 水質汚濁 
    〔公共用水域の水質の状況〕…【−】 
    〔公共用水域の底質の状況〕…【−】 
    〔地下水の水質の状況〕………【−】 
(3) 騒  音 
    〔騒音の状況〕…………………【AB EFG】 
    〔低周波空気鼓動の状況〕……【−】 
(4) 振  動 …………………………【AB EFG】 
(5) 悪  臭 …………………………【−】 
(6) 土壌汚染 …………………………【−】 
 (7) 地盤沈下 …………………………【−】 
(8) 日照阻害 …………………………【D】 
(9) 電波障害 …………………………【D】 
(10)風  害 …………………………【−】 
(11)動植物 
   〔動物の状況〕  …………… …【−】 
   〔植物の状況〕……………………【−】 
 〔生態系の状況〕 ……………………【−】 
(12)人と自然との触れ合いの場 ……【−】 
(13)景  観  ………………………【CD】 
(14)文化財 ……………………………【A】 
(15)廃棄物・発生土……………………【AE】 
(16)地球環境   ……………………【AB EFG】 

(以上130頁) 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 
(131頁) 
表4.1.3 表4.1.2で「関連あり」としたものと「関連なし」とした判断理由が表になっています。        −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 
表4.1.3  環境要素設定の判断理由 
(1) 大気汚染 
…【A】:建設機械の稼動に伴う大気汚染物質の排出が考えられる. 
…【B】:工事用自動車の走行に伴う大気汚染物質の排出が考えられる. 
…【C】:(−) 
…【D】:(−) 
…【E】:貨物駅施設の稼動に伴う大気汚染物質の排出が考えられる. 
…【F】:貨物駅構内でディーゼル機関車を使用するため、貨物列車の走行に伴う 大気汚染物質の排出が考えられる. 
…【G】:貨物関連自動車の走行に伴う大気汚染物質の排出が考えられる. 

(2) 水質汚濁 
…【A】:工事中の排水は適切な処理を行った後公共下水道に排出する計画であり、 排水を直接公共用水域に排出しないこと、工事中に有害物質を 使用しないことから、建設機械の稼動に伴う水質汚濁物質の排出はないものと考えられる. 
…【B】:工事用自動車の走行に伴う水質汚濁物質の排出はないものと考えられる. 
…【C】:(−) 
…【D】:(−) 
…【E】:供用後の排水は公共下水道に排出する計画であり、排水を直接公共用水域 に排出しないこと、供用後に有害物質を使用しないことから、 貨物駅施設の稼動に伴う水質汚濁物質の排出はないものと考えられる. 
…【F】:貨物列車の走行に伴う水質汚濁物質の排出はないものと考えられる. 
…【G】:貨物関連自動車の走行に伴う水質汚濁物質の排出はないものと考えられる. 
(以上131頁) 

(132頁) 
(3) −1  騒  音 〔騒音の状況〕 
…【A】:建設機械の稼動に伴う簸音の発生が考えられる. 
…【B】:工事用自動車の走行に伴う騒音の発生が考えられる. 
…【C】:(−) 
…【D】:(−) 
…【E】:貨物駅施設の稼動に伴う騒音の発生が考えられる. 
…【F】:貨物列車の走行に伴う騒音の発生が考えられる. 
…【G】:貨物関連自動車の走行に伴う簸音の発生が考えられる. 

(3) −2  騒  音 〔低周波空気鼓動の状況〕 
…【A】:建設機械の稼動に伴う低周波空気振動の発生はほとんどないものと考えられる. 
…【B】:工事用自動車は平面道路を走行することから、工事用自動車の走行に伴う 低周波空気振動の発生はほとんどないものと考えられる. 
…【C】:(−) 
…【D】:(−) 
…【E】:貨物駅施設の稼動に伴う低周波空気振動の発生はほとんどないものと考えられる. 
…【F】:貨物列車の走行に伴う低周波空気振動の発生はほとんどないものと考えられる. 
…【G】:貨物専用道路は大部分の区間をスパン長を短くした剛な構造の高架道路で計画 していることから、貨物関連自動車の走行に伴う低周波空 気振動ははとんど発生しないものと考えられる. 

(4) 振  動 
…【A】:建設機械の稼動に伴う振動の発生が考えられる. 
…【B】:工事用自動車の走行に伴う振動の発生が考えられる. 
…【C】:(−) 
…【D】:(−) 
…【E】:貨物駅施設の稼動に伴う振動の発生が考えられる. 
…【F】:貨物列車の走行に伴う振動の発生が考えられる。 
…【G】:貨物閑連自動車の走行に伴う振動の発生が考えられる. 
(以上132頁) 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 
(133頁) 

(5) 悪  臭 
…【A】:工事中に「悪臭防止法」に定める悪臭物質を使用しないことから、 建設機械の稼動に伴う悪臭の発生はほとんどないものと考えられる. 
…【B】:工事用自動車の走行に伴う悪臭の発生はないものと考えられる. 
…【C】:(−) 
…【D】:(−) 
…【E】:供用後に「悪臭防止法」に定める悪臭物質を使用しないこと、 貨物駅施設は事業敷地境界から離れていること、貨物駅施設から発生した ゴミに対して適切な処理を施すことから、貨物駅施設の橡動に伴う悪臭の発生 はほとんどないものと考えられる. 
…【F】:貨物列車の走行に伴う悪臭の発生はないものと考えられる. 
…【G】:貨物関連自動車の走行に伴う悪臭の発生はないものと考えられる. 

(6) 土壌汚染 
…【A】:建設機械の稼動範囲の土地利用の履歴によると、重金属及び有機塩素系 化合物等による土壌汚染の可能性はないものと判断されること、 工事中には重金属及び有機塩素系化合物等の土壌汚染に影響を与える有害物質 は使用しないことから、建設機械の稼動に伴う土壌汚染の発生はない ものと考えられる. 
…【B】:工事用自動車の走行に伴う土壌汚染の発生はないものと考えられる. 
…【C】:(−) 
…【D】:(−) 
…【E】:貨物駅施設の土地利用の履歴によると、重金属及び有機塩素系化合物等 による土壌汚染の可能性はないものと判断されること、供用後に は重金属及び有機塩素系化合物等の土壌汚染に影響を与える物質は使用しない ことから、貨物駅施設の稼動に伴う土壌汚染の発生はないものと考え られる. 
…【F】:貨物列車の走行に伴う土壌汚染の発生はないものと考えられる. 
…【G】:貨物関連自動車の走行に伴う土壌汚染の発生はないものと考えられる. 
(以上133頁) 
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(134頁) 
(7) 地盤沈下 
…【A】:工事中に地下水の取水をしないこと、地下水を遮断したり、地盤の安定 をなくすような工法を採用しないことから、建設横械の稼動に伴 う地盤沈下の発生はないものと考えられる. 
…【B】:工事用自動車の走行に伴う地盤沈下の発生はないものと考えられる. 
…【C】:(−) 
…【D】:(−) 
…【E】:供用後に地下水の取水をしないことから、貨物駅施設の稼動に伴う地盤 沈下の発生はないものと考えられる. 
…【F】:貨物列車の走行に伴う地盤沈下の発生はないものと考えられる. 
…【G】:貨物関連自動車の走行に伴う地盤沈下の発生はないものと考えられる. 

(8) 日照阻害 
…【A】:(−) 
…【B】:(−) 
…【C】:貨物駅施設は事業敷地境界から離れていること、貨物駅施設は 最大4階高さであることから、貨物駅施設の存在に伴う日照阻害の発生は ほとんどないものと考えられる. 
…【D】:貨物専用道路の存在に伴う日照阻害の発生が考えられる. 
…【E】:(−) 
…【F】:(−) 
…【G】:(−) 

(9) 電波障害 
…【A】:(−) 
…【B】:(−) 
…【C】:貨物駅施設は事業敷地境界から離れていること、貨物駅施設は 最大4階高さであることから、貨物駅施設の存在に伴う電波障害の発生は ほとんどないものと考えられる. 
…【D】:貨物専用道路の存在に伴う電波障害の発生が考えられる. 
…【E】:(−) 
…【F】:貨物列車は高架橋を走行しないことから、貨物列車の走行に伴う 電波障害の発生はないものと考えられる. 
…【G】:(−) 
(以上134頁)(135頁) 

(10)風  害 
…【A】:(−) 
…【B】:(−) 
…【C】:貨物駅施設は事業敷地境界から離れていること、貨物駅施設は 最大4階高さであることから、貨物駅施設の存在に伴う風害の発生はほと んどないものと考えられる. 
…【D】:貨物専用道路は桁下空間を有する高架道路であり、貨物専用道路 の存在に伴う風害の発生はほとんどないものと考えられる. 
…【E】:(−) 
…【F】:(−) 
…【G】:(−) 

(11)動植物〔動物・植物・生態系の状況〕 
…【A】:事業計画地は鉄道用地であること、事業計画地内におけるブルドーザ、 パックホウ、トラクターショベル等の建設機械の稼動が事業計画 地周辺の動物の生息状況及び植物の生育状況にほとんど影響を与えない ことから、建設機械の稼動に伴う動物・植物・生鰻系への影響はほとんどな いものと考えられる.  
…【B】:工事用自動車の走行が事業計画地周辺の動物の生息状況及び植物の 生育状況に影響を与えないことから、工事用自動車の走行に伴う動物 ・植物・生態系への影響はないものと考えられる. 
…【C】:(−) 
…【D】:(−) 
…【E】:事業計画地内でのフォークリフト等の稼動が事業計画地周辺の動物の 生息状況及び植物の生育状況にほとんど影響を与えないことから、 貨物駅施設の稼動に伴う動物・植物・生態系への影響はほとんどないものと考えられる. 
…【F】:貨物列車の走行が事業計画地周辺の動物の生息状況及び植物の 生育状況に影響を与えないことから、貨物列車の走行に伴う動物・植物・ 生態系への影響はないものと考えられる. 
…【G】:貨物関連自動車の走行が事業計画地周辺の動物の生息状況及び 植物の生育状況に影響を与えないことから、貨物関連自動車の走行に伴う 動物・植物・生態系への影響はないものと考えられる. (以上135頁) 
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(136頁) 
(12)人と自然との触れ合いの場 
…【A】:事業計画地内におけるブルドーザ、パックホウ、トラクターショベル等の 建設機械の稼動が事業計画地周辺の人と自然との触れ合いの場 の利用に影響を与えないことから、建設機械の稼動に伴う人と自怨との 触れ合いの場への影響はないものと考えられる. 
…【B】:工事用自動車の走行が事業計画地周辺の人と自然との触れ合いの 場の利用に影響を与えないことから、工事用自動車の走行に伴う人と自 然との触れ合いの場への影響はないものと考えられる. 
…【C】:(−) 
…【D】:(−) 
…【E】:事業計画地内でのフォークリフト等の稼動が事業計画地周辺の人と 自然との触れ合いの場の利用に影響を与えないことから、貨物駅施設 の嫁動に伴う人と自然との触れ合いの場への影響はないものと考えられる. 
…【F】:貨物列車の走行が事業計画地周辺の人と自然との触れ合いの場の 利用に影響を与えないことから、貨物列車の走行に伴う人と自然との触 れ合いの場への影響はないものと考えられる. 
…【G】:貨物関連自動車の走行が事業計画地周辺の人と自然との触れ合いの 場の利用に影響を与えないことから、貨物関連自動車の走行に伴う人 と自然との触れ合いの場への影響はないものと考えられる. 

(13)景  観 
…【A】:(−) 
…【B】:(−) 
…【C】:貨物駅施設の存在に伴う景観への影響が考えられる. 
…【D】:貨物専用道路の存在に伴う景観への影響が考えられる. 
…【E】:(−) 
…【F】:(−) 
…【G】:(−) 
(以上136頁) 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 

(137頁) 
(14)文化財 
…【A】:大阪府資料によると、建設機械が稼動する範囲 
…【B】:工事用自動車の走行に伴う文化財への影響はないものと考えられる。 
…【C】:(−) 
…【D】:(−) 
…【E】:貨物駅施設の設置位置は文化財保護に関する法律・条例に基づく 指定文化財から離れているため、貨物駅施設の稼動に伴う文化財への影 響はないものと考えられる. 
…【F】:貨物列車の走行に伴う文化財への影響はないものと考えられる. 
…【G】:貨物関連自動車の走行に伴う文化財への影響はないものと考えられる. 

(15)廃棄物・発生土 
…【A】:建設機械の稼動に伴う廃棄物・発生土の発生が考えられる. 
…【B】:工事用自動車の走行に伴う廃棄物・発生土の発生はないものと考えられる. 
…【C】:(−) 
…【D】:(−) 
…【E】:貨物駅施設の稼動に伴う廃棄物の発生が考えられる. 
…【F】:貨物列車の走行に伴う廃棄物の発生はないものと考えられる. 
…【G】:貨物関連自動車の走行に伴う廃棄物の発生はないものと考えられる。 

(16)地球環境  
…【A】:建設機械の稼動に伴う二酸化炭素の発生が考えられる. 
…【B】:工事用自動車の走行に伴う二酸化炭素の発生が考えられる. 
…【C】:(−) 
…【D】:(−) 
…【E】:貨物駅施設の稼動に伴うこ酸化炭素の発生が考えられる. 
…【F】:貨物駅構内でディーゼル検閲車を使用するため、貨物列車の走行に 伴う二酸化炭素の発生が考えられる. 
…【G】:貨物閑連自動車の走行に伴うこ酸化炭素の発生が考えられる. 
(以上137頁) 
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(138頁) 
4.2 調査の方法及びその時期並びに予測の方法及びその時点 

4.2.1調査の方法及びその時期 4.1.2項での環境要素の細区分の抽出結果を踏まえて、表4.2.1に示す とおり現況調査の内容の検討を行った. 

なお、現地調査を行う大気汚染、騒音及び振動の現地調査地点は、 表4.2.2及び図4.2.1にそれぞれ示すとおりである. 

表4.2.1 現況調査の内容 

【 】は【調査項目細区分】、【調査地域・地点】、【調査期間・時期】、【調査方法】の順 

(1) 大気汚染 
あ)【窒素酸化物、浮遊粒子物質、一酸化炭素】【川園、豊津、吹田簡易裁判所】 【==】【既存資料 *1)の収集・整理】 

い)【窒素酸化物、浮遊粒子物質、一酸化炭素】【3地点(図4.2.1参照)】 【1カ月間・平成12年度】【現地調査(表4.2.3参照)】 

う)【窒素酸化物】【15地点(図4.2.1参照)】 【1カ月間・平成12年度】【現地調査(表4.2.4参照)】 

〔以下は関連調査項目〕 
イ)【雲量】【大阪管区気象台】【−】【既存資料 *2)の 収集・整理】 
ロ)【日射量】【北千里】【−】【既存資料 *3)の 収集・整理】 
ハ)【風向・風速】【川園、豊津、吹田簡易裁判所】【−】【既存資料 *4)の 収集・整理】 
ニ)【風向・風速、気温・湿度】【3地点(図4.2.1参照】 
【1カ月間・平成12年度】【現地調査(表4.2.5参照)】 
ホ)【車種別交通量、車速】【6地点(図4.2.1参照)】 
【24時間連続測定を1回・平成12年度】【現地調査(表4.2.6参照】 
ヘ)【工場、事業場及び道路の位置】【事業計画地周辺】 【1回】【最新の既存資料の収集・整理と現地調査】 

騒  音 
あ)【環境騒音に係る騒音レベル】【9地点(図4.2.1参照)】 
【24時間連続測定を1回・平成12年度】【現地踏査(表4.2.7参照)】 

い)【道路交通騒音に係る騒音レベル】【6地点(図4.2.1参照)】 【24時間連続測定を1回・平成12年度】【現地踏査(表4.2.7参照)】 

う)【鉄軌道騒音に係る騒音レベル】【1地点(図4.2.1参照)】 
【貨物列車通過時の測定を1日・平成12年度】【現地踏査(表4.2.8参照)】 以下、大気汚染の関連調査項目の ハ)ニ)ホ)ヘ)と同じ 
+++++++++++ 
脚注 
*l)現地調査と同時期(平成12年度、1カ月間)の大気汚染常時測定局 のデータを示す. 
*2)平成11年度(1年間)の気象台のデータを示す. 
*3)平成11年度(1年間)の大気汚染常時測定局のデータを示す. 
*4)平成11年度(1年間)及び現地調査と同時期(平成12年度、1カ月間) 
の大気汚染常時測定局のデータを示す. 
++++++++++++ 
(以上138頁) 
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(139頁) 
振動 
あ)【環境振動に係る振動レベル】【9地点(図4.2.1参照)】 
【毎正時から10分間の測定を24回(1日)・ 平成12年度】【現地調査(表4.2.9参 照】 
い)【道路交通振動に係る振動レベル】【6地点(図4.2.1参照】 
【毎正時から10分間の測定を24回(1日)・ 平成12年度】【現地調査(表4.2. 9参照】 
う)【鉄軌道振動に係る振動レベル】【1地点(図4.2.1参照】 
【貨物列車通 過時の測定を1日・平成12年度】【現地調査(表4.2.10参照】 

以下、関連調査項目は大気汚染の(ホ)(ヘ)と同じ。 

日照阻害 
あ)【日影の範囲、日影時間】【事業計画地周辺】【−】【日影図の作成 *1)】 
  以下、関連調査項目 
ト)【土地の高低、斜面】【事業計画地周辺】 
【1回】【最新の既存資料の収集・整理と現地調査】 
チ)【既存の中高層建築物の立地状況】【事業計画地周辺】 
【1回】【最新の既存資料の収集・整理と現地調査】 

電波障害 
あ)【テレビ電波の受信の状況】【事業計画地周辺】 【1回】【現地調査(表4.2.11参】 
以下、関連調査項目は前項・日照阻害のト)チ)と同じ。さらに 
リ)【共同受信施設の設置状況】【事業計画地周辺】 【−】【最新の既存資料の収集・整理】 

景観 
あ)【景観資源の状況、主要な眺望点及び眺望の状況】【事業計画地周辺】 
【1〜2回】【写真撮影】 以下、関連調査項目は前項・日照阻害のト)チ)と同じ。 

文化財 あ)【文化財の分布状況、文化財の保存状況】【事業計画地内】 
【−】【教育委員会の意見等に基づき行う現地調査】 
++++++++++++ 
脚注 *1) 
既存の中高層建薬物の立地状況及び袋物専用道路の横造を 勘案した上で、必要と認める既存の中高層建築物からの日影を対象に、日影図を作 成する. 
++++++++++++ 
(以上139頁) 
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 

(141,142頁:表4.2.2大気汚染・騒音・振動・交通量の現地調査地点) 
(143,144頁:図4.2.1大気汚染・騒音・振動・交通量の現地調査地点) 
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 
(145頁) 
表4.2.3 大気汚染の状況に係る現地調査の概要 〔移動観測車による測定〕 

 調査項目 窒素酸化物(NOx)、浮遊粒子状物質(SPM)、一酸化炭素(CO) 

 調査事項 1時間値、日平均値 

 調査地域 事業計画地の周辺地域 

 調査地点 No.2・No.7・No.13地点の計3地点 

 調査時期 平成12年度  調査期間 1カ月間 

 調査方法 
窒素酸化物(NOx):「二酸化窒素に係る環境基準について」 
(昭和53年環境庁告示第38号)による測定法 
浮遊粒子状物質(SPM)・一酸化炭素(CO):「大気の汚染に係る 
環境基準について」(昭和48年環境庁告示第25号)による測定法   
      

表4.2.4  大気汚染の状況に係る現地調査の概要 
      〔PTIO法による測定〕 

 調査項目 窒素酸化物(NOx) 

 調査事項 日平均値 

 調査地域 事業計画地の周辺地域 

 調査地点 No.l〜No.15地点の計15地点 

 調査時期 平成12年度 

 調査期間 1カ月間 

 調査方法 PTIO法NOxサンプラーを暴露させる方法 表4.2.5  

 気象の状況に係る現地調査の概要 

 調査項目 風向・風速、気温・湿度 

 調査事項 風向・風速:1時間値気温・湿度:毎正時の指示値 

 調査地域 事業計画地の周辺地域 

 調査地点 No.2・No.7・No.13地点の計3地点 

 調査時期 平成12年度 

 調査期間 1カ月間 

 調査方法 「地上気象観湘指針」(平成5年3月、気象庁編)による測定法 
(以上145頁) 
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(146頁) 
表4.2.6  自動車交通量の状況に係る現地調査の概要 

 調査項目 車程別交通量、車速 

 調査事項 車種別交通量:時間帯別車種別交通量 

 調査地域 事業計画地の周辺地域 

 調査地点 No.1・No.3・No.4・No.12・No.14・No.15地点の計6地点 

 調査時期 平成12年度 

 調査期間 1日間 

 調査方法 
車種別交通量:時間交通量を9車種分類(8車種分類*l)+動力付き二輪車類)で観測する方法 
車 速:大型車小型車別方向別に10台程度の観測をする方法 

(注)*1)軽乗用車、乗用車、バス、軽貨物車、小型貨物車、貨客車、 
普通貨物車、特種(殊)車の8車種分類である. 

  表4.2.7  騒音の状況に係る現地調査の概要 
〔環境騒音に係る騒音レベル道路交通騒音に係る騒音レベル) 

 調査項目 環境騒音に係る騒音レベル、道路交通騒音に係る騒音レベル 

 調査事項 等価騒音レベル(LAeq)、騒音レベルの中央偉(L50) 

 調査地域 事業計画地の周辺地域  調査地点 環境騒音に係る騒音レベル 
       No.2・No.5〜No.11・No.13地点の計9地点 
      道路交通騒音に係る騒音レベル 
       No.l・No.3・No.4・No.12・No.14・No.15地点の計6地点 

 調査時期 平成12年度 

 調査期間 1日間 

 調査方法 
「平成11年度版 騒音に係る環境基準達成状況調査方法」 
(平成11年3月、 大阪府)による測定法 

表4.2.8  騒音の状況に係る現地調査の概要 〔鉄軌道騒音に係る騒音レベル〕 

 調査項目 鉄軌道騒音簸音に係る騒音レベル(貨物列車のみを対象) 

 調査事項 騒音レベルのピーク値(L Amax)*1)、等価騒音レベル(LAeq) 

 調査地域 事業計画地の周辺地域 

 調査地点 No.7地点 

 調査時期 平成12年度 

 調査期間 1日間 

 調査方法 
騒音レベルのピーク値(L Amax):「新幹線騒音に係る環境基準について」 
(昭和50年環境庁告示第46号)による測定法 
等価騒音レベル(LAeq):「在来鉄道の新設又は大規模改良に際しての 騒音対策の指針について」 
(平成7年12月20日環境庁大気保全局長通知)に よる測定法 

(注)*l)連続して通過する20本の貨物列車の騒音レベルのピーク値(L Amax) 
の上位半数のパワー平均値を示す. 
(以上146頁) 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 

(147頁) 
表4.2.9 振動の状況に係る現地調査の概要 
〔環境振動に係る振動レベル・道路交通振動に係る振動レベル) 

 調査項目 環境振動に係る振動レベル、道路交通振動に係る振動レベル 

 調査事項 振動レベルのピーク値(Lmax)、振動レベルの80%レンジ上端値(L lO) 

 調査地域 事業計画地の周辺地域 

 調査地点 環境振動に係る振動レベル:No.2・No.5〜No.11・No.13地点の計9地点 
道路交通振動に係る振動レベル:No.1・No.3・No.4・No.12・No.14・No.15地点の計6地点 

 調査時期 平成12年度 

 調査期間 1日間 

 調査方法 「振動レベル測定方法」(JIS Z8735−1981)による測定法 表4.2.10 

  振動の状況に係る現地調査の概要 〔鉄軌道振動に係る振動レベル〕 

 調査項目 鉄軌道振動に係る振動レベル(貨物列車のみを対象) 

 調査事項 振動レベルのピーク値(Lmax) 

 調査地域 事業計画地の周辺地域 

 調査地点 No.7地点 

 調査時期 平成12年度 

 調査期間 1日間 

 調査方法 「環境保全上緊急を要する新幹線鉄道振動対策について」 
(昭和51年3月12日環境庁長官勧告)による測定法 
 

表4.2.11 電波の受信の状況に係る現地調査の耗要 

 調査項目 テレビ電波の受信の状況 

 調査事項 テレビ受信画像の画質、端子電圧(電界強度) 

 調査地域 事業計画地の周辺地域 

 調査時期 平成12年度 

 調査期間 各地点30分間程度 

 調査方法 電波測定勘定車による方法*l) 

(注)*l)一般家庭の標準的なアンテナ高きを8mと想定していることから、 
現地調査はアンテナ高さを8mにして実務する. 
(以上147頁) 

 

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