は じ め に |
吹田市民のみなさまに |
吹田貨物駅のアセス実施計画書((吹田貨物ターミナル 駅(仮称)建設事業に係る環境影響評価実施計画書))をコンピューターに取りこみました。 大変長い文章ですが、吹田市民会議が要約いたしました。 どうか最後まで目をお通しください。 この実施計画書をコンピューターに取りこむ作業は栗谷さんほか大勢のすいた市民環境会議の会員のみなさまのご協力によりました。深く感謝します。 なお、誤字がありましたら、事務局までお知らせください。 『吹田貨物ターミナル駅(仮称)建設事業に係る環境影響評価実施計画書』の読みかた。 【すいた市民環境会議・編】 まず、129頁から読みましょう。 この章では「アセスしたらいい」と考えられる16項目の要因を挙げています。
これら16項目を、貨物駅及び貨物専用道路の「工事中」、「開業後に存在する」及び「施設を使うこと」の各時点で「いかにアセスしたらいい か」が表になっています。各々は表4.1.1(129頁)で細分され、計7つの場合を想定しています。従って数学的には16(項目)×7(場 合)=114項目のアセスが必要と言ってます。 しかし表4.1.2 「環境要素の細区分の抽出」の項で“アセスする”項目と“アセスしない”項目を表にしています。 “アセスしない”項目は 何故“アセスする”のか“アセスしない”のか、 理由を表4.1.3(133頁〜137頁)で各16項目について表にしています。 主なものとして (11)動植物 〔動物・植物・生態系〕 ブルドーザなどの稼動、貨物列車や貨物トラックが走ることなどは、 動物・植物・生態系への影響はほとんどないものと考えられるから 動植物をアセスしないとしています。(135頁) (12)人と自然との触れ合いの場 「人と自然との触れ合いの場」は万博、紫金山、神崎川など(120頁)であって工事現場から離れており、「“吹操跡地”は人と自然との触れ合いの場ではない」と定義したため アセスする必要はないと結論しています。(136頁) この実施計画書5頁の(5)緑化計画の項では、『本事業では、吹田貨物駅とまちづくり 可能用地との境界付近に緑地帯を整備すること』 としており、貨物駅に隣接して人と自然との触れ合いの場を想定していることと著しく矛盾します。 (13)「景観」は 「貨物駅施設と貨物専用道路の景観への影響が考えられる」としています(136頁)。しかしアセスの方法は【モンタージュ写真の作成】のみとなっています。(149頁)・・・文字明瞭・意味不明 鉄建公団のホームページでコンピューターグラフィックス(CG)を 見られるようにし、模型を市民の前に展示しなければ市民の理解は 得られないでしょう。 さて、148頁からは「予測の方法及びその時点」と題して “アセスする”項目の内容・時刻(期間)などを述べています。 当然のことながら前項で“アセスしない”とした項目
『アセス−1(1・・23)』では
、 17頁から貨物の量、通行路を示しています。
27頁から吹田摂津市の社会・自然・空気騒音の現状を
『アセス−2(113・・120)』では
『アセス−4(148・・159)』では
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