『吹田貨物ターミナル駅(仮称)建設事業に係る環境影響評価実施計画書』 |
(アセス-2) ===『動植物・景観の現況(113から122頁)』=== |
P.113---- 哺乳類については、「第2回自然環境保全基礎調査 動植物分布図 大阪府」(昭和56年、環境庁)によると図3.2.19に示すとおりであ り、事業計画地及び周辺地域で大型獣8種の分布は確認されていない。 鳥類については、「天然記念物緊急調査 植生図・主要動植物地図 27大阪府」(昭和47年3月、文化庁)によると、図3.2.20に示す とおり「学術上貴重な生物群集および生物の所在地」として淀川流域の大河性生物群集が挙げられており、鳥類も含まれているが、吹田貨物駅から は離れている。 昆虫類については、「第2回自然環境保全基礎調査 動植物分布図 大阪府』(昭和56年、環境庁)によると、指標昆虫類として選定されてい るムカシヤンマ、ハッチョウトンボ及び表3.2.85に示す特定昆虫類選定基準により「当該地域において絶滅の危機に瀕している種」(D)と して選定されているアオヤンマ、ヨツボシトンボ、ナニワトンボ、同選定基準により「環境指標として適当であると考えられる種」(G)として選 定されているアオヤンマ、ナニワトンボ、アオマツムシ、タイワンカンタン、ツシマヒラタシデムシがそれぞれ図3.2.21に示すとおり分布し ているが、いずれも吹田貨物駅からは離れている。 また、「天然記念物緊急調査 植生図・主要動植物地図 27大阪府」(昭和47年3月、文化庁)によると、図3.2.20に示すとおり「学 術上貴重な生物群集および生物の所在地」として淀川流域の大河性生物群集が挙げられており、昆虫類も含まれているが、吹田貨物駅からは離れて いる。 両生類・は虫類については「第2回自然環境保全基礎調査 動植物分布図 大阪府」(昭和56年、環境庁)によると、淀川水系安威川本流にオ オサンショウウオ、淀川河川敷のワンドにダルマガエルがそれぞれ分布しているが、いずれも吹田貨物駅からは離れている。 淡水魚類については、[第2回自然環境保全基礎調査 動植物分布図 大阪府」(昭和56年、藁境庁)によると、淀川本流にアユモドキ、淀川
河川敷内の池及びワンドにイタセンパラ、アユモドキ、ヤリタナゴが分布しているが、吹田貨物駅からは雌れている。また、「天然記念物緊急調査
植生図・主要動植物地図 27大阪府」(昭和47年3月、文化庁)によると、図3.2.20に示すとおり「学術上貴重な生物群集および生物
の所在地」として淀川流域の大河性生物群集が挙げられており、淡水魚薫のイタセンパラ、アユモドキ等が含まれているが、吹田貨物駅からは離れ
ている。 P.114--- p115--- P116--- P.117--- 「第3回自然環境保全基礎調査(緑の国勢調査)特定植物群落調査報告書(追加調査・追跡調査 日本の重要な植物群落U 近畿版1 滋賀県・ 京都府・大阪府」(昭和63年8月、環境庁)によると、事業計画地及び周辺地域には特定植物群落に選定されている植物群落は分布していない。 また、「天然記念物緊急調査植生図・主要動植物地図 27大阪府」(昭和47年3月、文化庁)によると、図3.2.21に示すとおり「学術上貴重 な生物群集および生物の所在地」として淀川流域の大河性生物群集が挙げられているが、吹田貨物駅からは離れている。 なお、吹田市では、吹田市みどりの保護及び育成に関する条例」(平成9年吹田市条例第24に基づき、表3.2.86に示すとおり、クスノキ14 本、クヌギ1本、ヤマモモ1本、カイズカイブキ1本、ユズリハ1本、ソメイヨシノ2本、イチョウ3本、アラカシ1本、クロマツ1本、エノキ1 本、ツブラジイ1本、ムクノキ1本、ケヤキ1本の保護樹木29本及びコナラ等、シラカシの保護樹林2ヵ所が指定されている。 また、「吹田市みどりの基本計画」(平成9年3月、吹田市)によると吹田市の緑被率は平成の調査で22.4%、「摂津市緑の基本計画」(平成1
0年3月、摂津市)によると摂津市の緑のは25.8%となっている。
P.118 吹田市指定保護樹木(31本)一覧表(表3.2.86)(平成10,11年吹田市)(省略) P.119 既存植生図(図3.2.22)(昭和56年環境庁)(省略) P.120 (9) 人と自然との触れ合いの場
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