プリンタにもいろいろ種類がありますが… いわゆるESC/Pをサポートしてるプリンタなら次の設定でいけてしま うのではないでしょうか。
lp|ESC/P filter:\ :lp=/dev/lp1:\ :sh:\ :if=/usr/sbin/escpf:\ :of=/usr/sbin/escpf:\ :sd=/var/spool/lpr/lp:\ :pw#90:pl#66:\ :mx#0:\ :lf=/var/spool/lpr/lp/lpr-error:
この設定だとA4ぎりぎりの印刷になると思います。 これを/etc/printcapに書いてください。他にlpで始める行があったら削除するかコメントアウトしてください。私は以前コメントに埋もれてあったGeneric printerの設定を見落していてはまりました…。
それでは、印刷してみましょう。lpdは走ってますね?紙は大丈夫ですか?プリンタの電源は入ってますね?ではやってみましょう。
% lpr filename
プリンタが動いて印刷できた方、おつかれさまでした。もう終りです。 動かなかった方、すみません。ESC/Pモードであるかもう一度ご確認ください。手動で設定できるなら設定してみてください。うまくいかなければ後述のgsを使うという方法もあります。
ちなみにこの設定は、JPprinting-mini-howtoのものを、escpfのPATHをPJE向けに変えただけです。(しかも/usr/lib/escpf->../sbin/escpfなので別に変更しなくてもいい)。HOWTOは本当に役に立ちますよね。
さらに後でわからなくならないように下のような注釈を私はつけました。
# lp スペシャルファイルを指定します。プリンタポートの I/O アドレスによって # 0x3bc:/dev/lp0 0x378:/dev/lp1 0x278:/dev/lp2 となります。 # sh カバーシート(出力したホスト名やユーザ名が印字される)の出力を抑制します # if Input Filter です。文字通り入力データのフィルタです。例えば課金情報 # 等を処理する場合に使用されます。ここでは JE に含まれる ESC/P 用のフィ # ルタを指定していますが、特別何もしていません。 # of Output Filter です。出力データのフィルタです。ここで 1.2 節で説明し # た変換などをおこないます。JE に含まれる ESC/P 用のフィルタを指定して # いますが、特別何もしていません。 # sd スプールディレクトリを指定します。これは 1 のプリンタ名毎に作成します # pw 印字桁数の指定です # pl 印字行数の指定です。 # この指定は、escpf フィルタにおける A4 でぎりぎりのサイズです。 # mx スプールする最大ファイルサイズの指定です。0 を指定すると無制限になります # lf ログファイルの指定です。エラー発生時に記録するファイルです。
これもmini-howtoのものをC&Pして変更しただけです。