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3. gsを使う/etc/printcapの設定

対応したプリンタならばgsを使ってPostScriptをプリントアウトすることもできます。 …というわけなので、PostScriptプリンタをお持ちの方には無意味なsectionです。 あ、でもColorでないなら意味がありますね。普通のColorプリンタでColorPostScriptプリンタのかわりができます。

まず、gs(ghostscript)が入っているかどうか確認してください。 入ってなければインストールしましょう。これもバイナリが収録されていると思います。 自分で構築すると、日本語PDFが表示/作成でき、VFlib+FreeFontできれいに出力、なんてことができます。(今article9.psを出してみたらとてもきれいでした。)

さて、設定ですが、フィルタとしてgsを使うように設定するだけです。

私の場合は、

ps|gs|GhostScript printer:\
        :lp=/dev/lp1:sh:mx#0:\
        :if=/usr/local/sbin/gsf:\
        :sd=/var/spool/lpr/ps:\
        :lf=/var/spool/lpr/ps/lpr-error:
となります。/usr/local/sbin/gsfは次のようなフィルタスクリプトです。

#! /bin/sh
/usr/local/bin/gs -q -dNOPAUSE -sDEVICE=bjc600 -r360 \
                -sPAPERSIZE=a4 -sOutputFile=- -

bjc600の部分を自分のプリンタのドライバに置きかえてください。どんなドライバがあるかは、gs -hで表示されます。印刷してみるには、

% lpr -Pps article9.ps

などとやってみてください。でてきましたか? ここまでいけば、

% dvi2ps *.dvi | lpr -Pps

として、dviを印刷することもできます。 この文書はSGMLで書かれているので、dviも用意されていますので、この文書を印刷してみることもできます。


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