対応したプリンタならばgsを使ってPostScriptをプリントアウトすることもできます。 …というわけなので、PostScriptプリンタをお持ちの方には無意味なsectionです。 あ、でもColorでないなら意味がありますね。普通のColorプリンタでColorPostScriptプリンタのかわりができます。
まず、gs(ghostscript)が入っているかどうか確認してください。 入ってなければインストールしましょう。これもバイナリが収録されていると思います。 自分で構築すると、日本語PDFが表示/作成でき、VFlib+FreeFontできれいに出力、なんてことができます。(今article9.psを出してみたらとてもきれいでした。)
さて、設定ですが、フィルタとしてgsを使うように設定するだけです。
私の場合は、
ps|gs|GhostScript printer:\ :lp=/dev/lp1:sh:mx#0:\ :if=/usr/local/sbin/gsf:\ :sd=/var/spool/lpr/ps:\ :lf=/var/spool/lpr/ps/lpr-error:となります。/usr/local/sbin/gsfは次のようなフィルタスクリプトです。
#! /bin/sh /usr/local/bin/gs -q -dNOPAUSE -sDEVICE=bjc600 -r360 \ -sPAPERSIZE=a4 -sOutputFile=- -
bjc600の部分を自分のプリンタのドライバに置きかえてください。どんなドライバがあるかは、gs -hで表示されます。印刷してみるには、
% lpr -Pps article9.ps
などとやってみてください。でてきましたか? ここまでいけば、
% dvi2ps *.dvi | lpr -Pps
として、dviを印刷することもできます。 この文書はSGMLで書かれているので、dviも用意されていますので、この文書を印刷してみることもできます。