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「ピアノ池の環境をよくする会」より
水の中に生えている植物「ヒメガマ」は、放置されると、どんどん広がっていき、やがて池面が見えなくなるほどに繁茂してしまいます。
しかし、ピアノ池のヒメガマ群落は吹田市内随一の自然環境であり、野鳥などの生き物にとっても欠かせない環境です。適切な維持管理をすると、多くの生き物が生息する美しい池になります。
また、「ぶらっと吹田」遊歩道コースにも指定されており、多くの市民の皆様の憩いの場としての景観を確保することも求められています。
このような状況下、私たちは数年前より、地元自治会や吹田市緑化公園室などとの協働で自主的に、ヒメガマの一部を刈り取ってきました。これは、繁茂しすぎたヒメガマを根絶やしにするのではなく、生態学の視点から、生き物にやさしい水辺環境の維持管理方法として、ヒメガマの手刈り作業を行ってきたものです。
そして２００４年２月には、正式に「ピアノ池の環境をよくする会」が発足し、現在に至っています。
昨年に続き、今年も多くの市民と行政との協働により、ヒメガマの一部を刈り取って、美しく、生き物豊かなピアノ池にしたいと考えています。
なお、この「ピアノ池」というのは通称で、正式名称ではありません。市民に親しまれているこの「ピアノ池」という名称を正式名称にするよう国などに働きかけていこうと考えています。
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