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■「1995.12.03」きらめき!誕生日

[No.0000000001]山本

・クラブ

【望】あ〜あ、今日も疲れたなぁ。
  (全く、他のみんなは休みでも私だけはクラブがあるんだもんなぁ。)
  (特待生も楽じゃないよ…。)
  (すっかり真っ暗じゃないか、早く帰ろう。)
【???】あ、清川さん。
【望】(だ、誰?)
  (ぷ、ぷれすて!?)
  ぷ、ぷれすて。ど、どうしたの、こんな時間に学校なんか来て。
【小波】驚かせてごめん。清川さん家に電話したら学校だって言われたから。
【望】(それで、わざわざ学校まで?)
  何?私に用?明日じゃ駄目だったの?
【小波】今日じゃないと意味無いからね。
【望】(どきっ!)
  (ひょっとして、用って…。)
【小波】今日、誕生日だよね。はい、プレゼント。
【望】(う、うそ!覚えてたの!?)
  (何か、嬉しい…。)
  プレゼントかあ。ありがとう、嬉しいよ。開けてもいいかな?
【小波】いいよ、開けても。どう?
【望】(花束…。)
  くすっ。
【小波】へ、変だったかな…。
【望】(私にこんな可愛いプレゼント持ってくるなんて変なヤツ。)
  (そっか、こいつといると調子狂うのは…。)
  (私を女の子として見てくれてるからなんだ。)
  こんなの貰っちゃって、いいの?ありがとう、大事にするね。

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