m-takaの南仏プロヴァンスと
北イタリア旅行記
1日目
今回の出発は3月23日。京都・大阪からの23名に東京からの5名を加えた28名が
12時20分発のサベナ208便で成田を出発。ベルギー経由で南フランス、リヨンへ。
ホテルから見たリヨンの街並み
今回はサベナベルギーのCクラス廃止により、全員ビジネスクラス。
一人一人のシートに液晶テレビが付く豪華さ!やっぱりビジネスクラスやね!
リヨン市内のローヌ川の流れ
現地時間21時、リヨン着。空港から30分のホテル「メリディアン・パールビュー」にチェックイン。
ここは32階から上がホテルという造りで32階にフロント、そこから39階までが客室で
32階から上はすべて吹き抜けというホテルでした。(でも部屋は普通のホテル)
2日目
翌日は9時出発。本来なら終日プロヴァンス観光という予定になっているのですが、
そんなの無視してしまうのがこの旅行の特徴。
「アルルもレボード・プロヴァンスもいらないからアヴィニョンの手前にある
「シャトー・ヌフ・デュ・パッブ村」に寄って行こう。」となりまして、早速寄り道。
シャトー・ヌフ・デュ・パッブのドメーヌ・ボールナール
ここは名前の通り「シャトー・ヌフ・デュ・パッブ」というワインを作っている村で
そのうちの一つのワイン醸造所へ。見学がてら早速試飲。日本では赤が有名ですが、
ここでの試飲では白の方がシャルドネ種の特徴が出て美味しかったように思いました。
そしてアヴィニョンへ。両替の為、銀行に行くと「USドルは両替できない。」といわれて
仕方なく日本円を両替。お昼は広場の前のカフェのようなところでピザとパエリヤ。
どちらも塩味がきつくてもう一つでした。
アヴィニヨンの城壁、教会、サン・ベネゼ橋
3時ごろにアヴィニョン出発。この日の宿泊地、ルール マランへ。
ここはアヴィニョンの東にある村でピーター・メイルの「南仏プロヴァンスの12ヶ月」
の舞台となったところです。
片田舎の畑に囲まれたオーベルジュ「デ・ギィレス」にチェックイン。
ここは日本人も来たことが無いところで部屋もあまり良くありませんでした。
ちなみに私の部屋は入り口がアルミサッシの窓兼用で、カーテンをしなければ
廊下から丸見えというところでした。冷蔵庫の無い部屋もあったようです。
夕食は15分ほど離れたところにある別のオーベルジュ、「ラ・フニエール」へ。
「ラ・フニエール」はレンヌ・サミュさんという女性がシェフのお店で
93年のゴー・ミヨで20点満点中18点、95年のミシュランで1つ星を獲得していてます。
フランスの牧歌的料理で南仏中の三つ星クラスのシェフが食べに来るというお店です。
ちなみにメニューを書いておきます。
前菜
アスパラガスのグラタンとフォアグラのブイヨン煮
メイン
仔牛肉の煮込み
フロマージュ
チーズ3種
デザート
梨とリンゴのパイ
ワイン
シャンパン・白・赤3種
7時半から食事が始まって11時に終了でした。
3日目
9時にホテルを出発。この日からバスの運転手はゴルバチョフのそっくりさんの「ミッシェル」さん。
まずは映画祭で有名なカンヌへ。それまでの田舎とは違ってクルマと人の多いこと。
映画祭の会場の回りでスター達の手形を見物。スタローン、メリル・ストリープなどに混じって
大島渚監督の手形が!さすがですねぇ〜。
カンヌの浜辺
昼1時過ぎ、陶器の町、ヴァロリスへ。昼食は街角でパスタとピザ。ここは結構美味しかったです。
3時半に宿泊地のカーニュシュメールに着。城壁に囲まれた村でバスが上がれない為、
徒歩でホテルまで上がります。部屋の鍵を渡される時に「アウトサイド」と言われていやな予感がしたのですが、
なんと、道路(といっても道幅3mぐらい)を挟んだ向かい側に鉄格子の扉を開けたところが私の部屋。
部屋の中はきれいでしたがなんとなくやな気分。しかもこの城壁内の村、野良猫や放し飼いの犬が多いので
糞がいたるところに落ちているんですよ。これが後で大変な目にあうんですね〜。
私の泊まった部屋。中は結構いいでしょ。
この日はホテルで食事する人と外へ出る人の2グループに分かれての食事。
7時半に集合して30分かけて夕食場所の「ラ・リゼルブ・ルール」へ。
海の側にあるレストランですが、真っ暗で海見えない。
前菜の小さなイカは美味しかったけど、メインのスズキと仔羊はもうひとつだったな〜。
ホテルに帰ると11時半でした。で、気が付くと靴の裏に糞が!!!
そうなんです。暗い夜道を駐車場から徒歩で帰ってきた為、知らないうちに踏んでたんですね。
眠いのに必死で洗いました。まったくついてない。
4日目
9時に出発。この日は日本人のガイドさんが付いてまずはニースへ。青空市場を覗きます。
野菜・果物が豊富でどれもおいしそうです。魚はスズキやホウボウ、アンコウ、うつぼ、タイ、いわし、サバなど。
肉はあまり無く、ハムやソーセージ類が有ったぐらいでした。
海岸ではまだ寒いのにお年寄りが泳いでいました。こちらではトップレスが有名ですが
若い女性なんか一人もいなくて、居たと思ったら赤い顔したおばちゃんで参りました。
写っているのは友人です。青空市場とニースの海
12時過ぎにモナコ入り。フリータイムの間にカジノに入った人も居ましたが、
私はジーンズ姿だったので入れません。
仕方が無いので近所をうろうろしているとさすがはモナコ。
フェラーリにアストンマーチン、ベントレーにポルシェと高級車がどんどんやってきます。
思わず写真撮りまくり。
昼食は近くのレストランで。タルタルステーキを注文したらボーイが
「これは焼いてないがいいのか」と聞いてきて、「こいつ、馬鹿にしとんか」と思いましたが
まぁ、モナコに来る日本人なんてそんなレベルに思われているんだろうなー。
3時ごろモナコを出発、7時にモンカルボ着。
「ロカンダ・デル・サント・ウフィッィオ・ダ・ベッペ」というオーベルジュにチェックイン。
夕食もここで8時からとなりました。
別室でアペリティフと前菜1種が出てからメインダイニングへという本格的スタイル。
ワインもなかなかのものでした。
前菜4種
チーズとズッキーニの花の天ぷら
生ハム4種盛り
ウサギのサラダ
アーティチョークとアスパラガスのオイル焼き
パスタ2種
牛・豚・ウサギ肉の挽肉のラビオリ
アーティーチョークと細麺(フェットーネ)
メイン
仔牛の煮込み 又は 仔羊のグリル
デザート
ケーキ2種とパンナコッタ
ワイン
ピエモンテ産ワインからバローロ、バルバレスコ等
食前酒1種白1種赤2種、デザートワインまでで全5種
5日目
8時半に出発。11時にミラノ着。5時半までのフリータイム。
まずハイクラスという一見某ブランド品のコピー物っぽいお店に10人ぐらいで押しかけ
出来るだけ普通っぽい物を選んで購入。このお店、カードは使えませんが日本円や
ドルもOKなのでみんな結構買ってました。でも品質はブランド物と変わりませんよ。
ここからは完全に単独行動。3回目ともなると結構ドゥオモ付近やブランドショップの並ぶ
モンテナポレオーネ通りの付近は慣れたもの。目当てにしていた革製品の店が
潰れていたのは残念でしたが、ブランドショップはまた増えたみたいです。
やはりほとんどの店(特にプラダ・グッチ・フェラガモ)で日本人がいました。
逆に今ドライビングシューズで話題のJ.Pトッズ(スピーガ通り)はあまり人がいませんでした。
なお、この日は夜に備えて昼食は抜きました。
5時半に再び集合、フランチャコルタへ。
7時過ぎに「グァルティエロ・マルケージ・フランチャコルタ」着。
前回と同じくシングルユースでも広い部屋に大きなベッド。やっぱり最高です。
この日も2グループに分かれての食事。
若手を中心に15名が7時40分に「ダル・ペスカトーレ」へ出発。
参加者の中では若い方なのに何故か残りの13人の中に入った私は
8時15分よりマルケージ内のメインダイニングへ。
待ち合いのところでキールロワイヤル等飲みながら待っていると
マルケージのソムリエで唯一の日本人スタッフでもある
小谷さん(岸谷五郎のそっくりさん)がメインダイニングへと案内してくれました。
前菜
トリュフ卵
(クリーム状のスクランブルエッグを卵の殻の中に入れてトリュフをのせた物)
ウサギのテリーヌとルッコラのサラダ
パスタ
フォアグラソースのマッケローニ 黒トリュフ掛け
(フォアグラを漉したソース、マッケローニとは大型のペンネ)
メイン
魚料理
スズキの蒸し焼き チコリソース添え
肉料理
仔牛のグリル 赤ワインとポルト酒のソース
ジャガイモのグラタン添え
デザート
ティラミス「マスカルポーネの涙」
ワイン
フランチャコルタ産のワインから食前酒にブリュット
テッレ・ディフランチャコルタの白(96)と赤(93)
デザートワインはモスカートピエモンテ
食事の終了が11時、その後ラウンジのところで参加者の中に
ピアニストの女性の方がいらっしゃったのでその方の演奏を
30分ほど聴いてから気分良くベッドへ・・・。
その頃、別の15名はまだ食事中だったそうで帰ってきたのは
2時、ほとんどの人が部屋に入ったところで力尽きたそうです。
何でも食事中に寝ていた人が数人いたとか。お疲れ様です。
6日目
9時にフランチャコルタを出発。ヴェネチアへ。
途中でアルマーニのアウトレットショップへ寄り道。
ほとんどがエンポリオでしたが一部にジョルジオも混ざっているという感じで
スーツ一着4万円ぐらい、ジャケットも3万円ぐらい、ネクタイが3千円という安さ。
レディスも有りましたが良く分からないもので・・・。
ヴェネチアのサンマルコ広場。いつ行っても凄い人の数です。
2時15分ヴェネチア着。5時15分までフリータイム。
レストランが3時で閉まってしまうと聞いて大急ぎで食べに行ったのですが
急いでいた為に日本語メニューのある店に入ってしまったのが失敗でした。
変に流暢な日本語をしゃべるイタリア人のボーイ(といってもおっさん)が
持ってきたメニューを良く見ると確かにイタリア語で壁に張ってあるメニューより
料金が高い!その上出てきたスパゲティ、量は少ないわ、味は塩辛いわ最低!
逆にビールを注文したら頼んでもいないのに特大ジョッキ(大瓶1本半)で
持ってくるわでまったくなんて店だ!
とどめは支払い。「オアイソ、オカンジョウネ!」といって持ってきたレシートを
みたらスパゲティとビール以外にテーブルチャージが付いている。
しかもその上にサービス料まで取っている。
更におつりが28500リラのところ、このおっさん、25000リラまで出したところで
回りのお客のところへ行ったかと思うと遠くから「ノコリ、チップネ!ドモアリガト!」 ふざけるな!馬鹿ヤロー!!!
皆さん、ヴェネチアのプラダの向こう側にある日本語メニューを置いている
トラットリアへは行かない様に。ぼったくりです。
6時すぎにスコルツェの「ヴィラ・コネスタービレ」へチェックイン。
高級邸宅風。但し部屋は少しせまく、しかも今回の旅行の中で唯一
バスタブ無しのシャワーだけの部屋でした。
7時15分夕食へ出発。
8時トラットリア「ロカンダ・アウレリア」着。
オーナーがソムリエをしているということでいきなり地下のワインカーブへ。
ワインカーブ内でアペリティフに生ハムとパルミジャーノ・レッジャーノ(チーズ)を
食べながらワインについての説明をうけてそれからメインダイニングへ。
前菜
アーティーチョークのサラダ
干し肉とサラミ、ルッコラ
ここからA・B2コースに分かれる
パスタ
Aコース
ニョッキ
手打ちマカロニ クルミ風味
Bコース
アーティーチョーク入りラビオリ
ビーゴリ(パスタの名前)
メイン
Aコース
仔牛のグリルアスパラガス添え
薄切り牛肉のソテー バルサミコソース
Bコース
ロバ肉のメダイヨン
仔山羊のロースト
デザート
ケーキ
ワイン
アペリティフ2種、白2種、赤2種の他
デザートワインにアマローネの赤、食後酒としてグラッパ。
ロバは結構美味しかったです。逆に仔山羊は臭かった。
12時半頃ホテル着。
ちなみにこの日(3月29日)の0時からヨーロッパはサマータイムに入る為、
時計を1時間進める。
7日目
9時半にホテルを出発。ヴェネチアの空港からサベナ834便でブリュッセルへ。
飛行機が遅れた為、大急ぎで空港内を端から端まで走って次の飛行機へ。
でも結果的にその飛行機も出発は乗ってから30分以上遅れました。
サベナ207便で成田へ。もちろん帰りもビジネスクラス。
機内でMr.ビーンをやってました。
日本時間3月30日9時50分無事成田着。解散。
旅行費用48万円。(別にワイン代が4万円、昼食代は自分もち)往復の飛行機代(ビジネスクラス)、
6泊分のホテル宿泊代(朝食付き)、1流リストランテでの食事代6回分、
専用のバス代などが入っていますからかなり安かったと思います。
特に今回は宿泊にオーベルジュを使えたのが良かったと思います。
何しろ日本人が泊まるのも初めてに近いところも有ったぐらいでした。
同行の近畿日本ツーリストの添乗員さんも資料の為に写真を撮っていました。
でも普通の旅行会社ではこの料金でこの企画は絶対不可能でしょう。
まず第一に参加する人はある意味相当のグルメで且つマニアックな旅行を
求める人でなければならないでしょうから。
プランニング、各ホテル・レストランの予約、メニューのチェックまでをコーディネーターの方にして頂いたので、
格安ツアーなどと違った楽しさが有ったと思います。
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