(3) 垂水コ−ス 散策 スナップ集

2002年10月26日  

江坂駅前大同生命ビル2階
植物園のようなオフィスビル
 ビルの中のみどり豊かなこのような空間をアトリウムと云いますが、1972年に建てられたこのビルが日本での先駆けでした。約2500本の木が植えられています。郊外への本社ビルの移転と言うことでも、当時話題を呼びました。

江坂公園 背景は大同生命ビル
 吹田市の誇る都会のオアシスです。公園の丘の下には花とみどりの相談室、江坂図書館、駐車場、駐輪場があります。公園に隣接してキャトミュージックスクール、劇団ひまわりがあり、世代を越えて多くの人が集まります。1996年に完成、総工費は61億円でした。

 チョットお洒落なビル

 江坂駅周辺には大同生命ビルをはじめとして、このようにお洒落なビルがあちらこちらに見られます。探索してみませんか。

 

楠明神の大木
 豊津中学校の校門前から北に向かって歩くとクスノキの大木(幹周り234cm)があり、その木に守られるようにして小さな祠があります。昔クスノキの大木の根本を掘ると御輿が埋まっていてそこから芽がでて、里人は楠明神と讃えたといういわれがあります。
花と緑の多い家
 糸田川堤防下の延命地蔵から北へ向かう道筋には古い民家やマンションが無秩序に立ち並んでいます。こんな素敵な家も見つけました。緑化協定などして再生すると洒落たまちなみにもなるのだが。
  明誓寺
 雉畷(きじなわて)の伝説の長柄の人柱になった岩氏の娘が尼僧となって住んでいた裁松寺にあった聖観音菩薩像が祭られています。イチョウの大木(幹周り285cm)は枝を切られて瀕死の状態です。
 

垂水神社参道

 万葉集にある志貴皇子の「石ばしる 垂水の上の早蕨の萌え出ずる春になりにけるかも」は当地を詠んだとの節が有力です。境内の奥の岩場には高さ4mから流れ落ちる一筋の滝があり今でも行場として使われています。 参道には株立ち2本幹周り321cmの黒松が残っています。

  垂水神社 階段の脇の大木はクスノ

 垂水神社の境内にはクスノキの大木が多くあります。中でも階段脇のクスノキは幹周り323cmもあり境内最大のクスノキです。しめ縄がしてあります。
垂水神社宮司とともに
 宮司さんより神社の縁起をお聞きしました。奈良時代、大化の改新後、長柄豊碕に都があった時代に阿利真公が干ばつで難儀する孝徳天皇のために豊崎に垂水の水を送って垂水姓を戴いたこと、平安時代は住吉大社などと並ぶ大社で天皇家が雨乞いの祈祷に参られること、秀吉に反抗し焼き討ちにあったことなどお聞きしました。
緑いっぱいの裏山は垂水神社境内地
 今、鎮守の森が、古い歴史と自然を残している森として注目されていますが、都市化が進む江坂のまちから見る垂水神社の裏山は人々に安らぎを与えています。また隣接する住宅地は風致地区になっていて、建物の高さや容積率が厳しく制限され美しい景観を保っています。
  高層マンションとの対比
 豊一市民センター西から南へ抜ける小径には古い建物が残っています。ビルやマンションが立ち並ぶ江坂ですが、この小径へ入るするとタイムスリップしたような感覚がします。
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2002年10月26日