□廃線跡めぐり□

[8/10]

○宗谷本線 稚内 752− 952 音威子府 急行 宗谷
○宗谷本線 音威子府 1046 − 1245 稚内 急行 礼文

最北の地、稚内に降り立つが半袖の身には寒い。今日は友人と合流することになっているが、待ち合わせは13時なのでそれまで暇である。宗谷岬などの観光地は車で案内してもらうことになっているので、音威子府の駅そばを食べに行く(戻る)ことにした。音威子府駅内にある天北線資料室を見学、駅そばを食べ、ふたたび今きた鉄路を逆戻り。今度はキハ53の3連である。天北線が残っていればこの時間も退屈せずに済んだのに。




音威子府の天北線資料室



駅舎と急行礼文


この日から3日間は友人の車で稚内から斜里までドライブを楽しみました。途中で見つけた廃線跡などを紹介します。

天北線の猿払駅跡から伸びる線路跡。浜頓別までサイクリングロードとなっている。天北線は音威子府から浜頓別を経由して南稚内まで結んでいた全長148.9kmの路線。1989年4月をもって廃止。

興浜北線・斜内−目梨泊間にあった神威岬灯台。この灯台のたもとを線路が走っており、同線の名所となっていたところである。今も軌道跡がしっかり残っていた。

興浜北線は浜頓別から北見興部を結んでいた路線。当初計画の興部まで結ばれることなく1985年6月限りで廃止。

北見枝幸の駅前広場。正面の三角屋根の建物には今も「駅前食堂」の看板がかかっている。

北見枝幸駅跡はバスターミナルになっており、その2階が資料室として開放されている。駅名標など興浜北線ゆかりの品が集められ、展示されている。

湧網線・名寄本線の接続駅でもあった中湧別駅跡。構内の一部であるが、当時の姿のままで保存されている。駅前はバスターミナル、および道の駅として整備されており、線路跡は道路に転用されている。


□夜行おおぞら□

[8/12]

斜里で友人と別れて再び一人になり、釧網本線で釧路まで来た。豪雨により各方面へのダイヤが乱れているようだ。おおぞら14号の改札待ちのため改札口前にいると「あれっ」と声をかけられた。誰?と思って振り向くとどこかで見た顔、あ、同学科の人じゃないか。お互い偶然の再会に驚き、聞けば部活でここまで来ているという。彼とは今まで一度もしゃべったことがなかったのだが、あちらから気がついて声をかけてくれたことがとてもうれしかった。さらに公衆電話に目をやると、PCをつないでいる人を発見。後ろからちょっと画面をのぞかせてもらうとメールをしているようである。もしNIFTYに接続しているようならば声をかけさせていただいたのだが、ちょっと自信がなかったのでやめておいた。そんなこんなで、やっとおおぞら14号の改札開始。走る必要もないのに、自由席へ向けてみなさんダッシュ!後ろの人にどんどん追い抜かれていくのは悔しいので、私も一緒になってしまったが(^^;)。で、1両だけの自由席車は結局5割程度の乗車率で発車。

○根室本線 釧路 2300− 550 札幌 特急 おおぞら14号

車内放送では「大雨のため徐行区間があり、札幌到着が遅れる場合もある」との案内を受ける。釧路着定刻22:57の下り最終スーパーおおぞらも1時間20分延。