<img src="./images/20060105/2006010507.jpg">謹んで新年の慶びを申し上げまする。旧年中はこのような老いぼれにたくさんの声援を賜り、誠に有難き幸せじゃった。本年もよろしくお願いお頼み申す。さて、じじぃの今年の目標はもちろん!<font size="5">100万ギルをためて釣り大会開催</font>じゃ。本当は去年のうちに貯めるつもりじゃったのだが、「ねんまつしんこー」とやらで、残念ながら目標を達成できなんだ。釣り大会を心待ちにしておる御人には申し訳ないが、今しばらくお待ちくだされぃ!では、少しばかり昨年を振り返ってみようか。サルタバルタの野で野草を採取したまではよかったのじゃが、実はここで身動きが取れなくなってしもうた。大羊のなめし皮や、ネムリタケを集めたり、ちょっとでも売れそうな素材はすべてモグ金庫に溜め込んできたのじゃが、競売に出せる物は7個までで、しかも必ず売れるわけではなく、返品されて戻って来ることもある。おかげでずいぶんと金庫が圧迫されてしまい、採取で手荷物もいっぱいになってしまったため、素材集めを主な金策としているワシとしては、新たな素材の収集に迎えなくなったのじゃ。しかたなくワシは、ウィンダスにしばらく滞在し、溜まった素材を競売に出してモグ金庫の整理をすることにしたのじゃ。ちょうど「ねんまつしんこー」にも重なっておったので、どのみちそれくらいしか時間はとれなんだがの。そんなある日、いつものように競売に向かうと街の様子が様変わりしておった。<img src="./images/20060105/2006010501.jpg">どうやら、星芒祭という祭りがはじまったようじゃ。この歳になっても祭りはいいものじゃ。ワシもついワクワクしてしまい、さっそく会場を求めて街をさまよってみた。<img src="./images/20060105/2006010502.jpg">ほどなく、森の区の出口でたくさんの人波をみつけることができた。どこをみても、人、人、人・・・エルヴァーンから、ミスラ、タルタルにヒューム、ガルカまで、アルタナの子らが祭りを楽しむために集まり、あふれかえっておった。ワシもさっそく、星芒祭を取り仕切っているというモーグリに話しかけてみた。すると、カノープスカードというカードを渡され、レベル70台の狩人に渡して欲しいと頼まれた。どうやら、このモーグリにかわってカードを指定されたジョブレベルの人に渡し、そのカードを受け取った人はモーグリに渡せば、モーグリからプレゼントが貰えるらしい。ワシもさっそく、大声をはりあげレベル70台の狩人を求めてみた。ほどなく声がかかり、カードをトレードすると彼は嬉しそうにモーグリの元に走っていった。ワシもそれを微笑みながら見送ったのじゃ・・・しかしまてよ? カードを受け取った方はモーグリからプレゼントをもらえるが、ワシにはカードは残らないし、何も貰えないのじゃが、どういうことじゃ?あわててモーグリに話しかけてみたが、カードは1日1回しか渡せないとのことで、ガンとして譲ってくれなんだ。ふむ・・・しかたなくワシは、ワシの唯一のレベル20を超えるジョブであるシーフのカードを譲ってくれる御仁の出現を待ってみた。モンク70、黒魔道士30、召喚士40・・・さまざまなジョブ名が呼びかけられるが、いっこうにシーフ20が呼ばれる気配はなかった・・・それもそうじゃろう。冷静に考えてみると、ヴァナディールには10を超えるジョブがあり、各ジョブあたりに6つのレベル帯が存在するのじゃから、シーフ20のカードは100人に1人くらいしか現れない計算になる。つまり、多くのジョブのレベル帯を持つ人じゃないと、カードはなかなか貰えないということじゃな。ワシのように1ジョブしかないものには、ちょっと無理そうじゃ。その日はそう諦め、その場をそっと離れるしかなかった・・・後日、再びイベント会場に訪れモーグリに話しかけてみると、再びカードを託された。ワシがプレゼントを貰えずとも、他の人が貰えればそれもまた一興じゃろう。そう思って再び大声を張り上げ、名乗りを上げた御仁にカードを託すと、しばらくするとその御仁は戻ってきてワシに1枚のカードをトレードしてきたのじゃ。ワシが不思議な顔をしておると、御仁がそのカードも行けるからやりましょうか?と尋ねてきた。ワシはただうなずくしかなく、カードを渡してオロオロとしておった。そして再びカードを受け取り、次は獣40だと告げられ、かの御仁はさっていかれた。ワシはどういうことかしばらく考えた。そして、街のシャウトに耳を傾け、はたと気がついた。シャウトの内容が変化している!!ワシが最初に祭りをみたときは、<b>「○○のLv**のカードいりませんか? ○○のLv**のカードをくれませんか?」</b>こんな感じじゃったのだが、今日は<b>「Lv**の○○のジョブをお持ちの方、代行トレードをお願いできませんか?」</b>こうなっていたのじゃ。なるほど! 自分の代わりにカードを託して渡してもらい、新たにモーグリから託されるカードを返してもらえば、カードを失わずに済むわけなのか!!これなら、シーフしかもたぬワシでもプレゼントを貰うことが叶うかもしれぬ!!さっそくワシも大声を張り上げ、Lv40台の獣使いを探してみた。しかし、いっこうに現れる気配はなかった・・・一度浮かんだ希望に再び影がさし、諦めようかと思った時にふと、Wangのこわっぱの獣使いのレベルが49であることを思い出した!そこでワシはWangをウィンダスまで呼び出し、カードを交換させてみた。新たに貰えたカードはあつらえたように、シーフのLv20じゃった。ワシがそのカードをモーグリに渡すと、モーグリは「やっときてくれたクポー」などとほざきながら、プレゼントを渡してくれよった。どきどきしながらあけてみると、それは1着の赤い服じゃった。ふむ、還暦の祝い用の服かのぅ? モーグリまでワシを歳より扱いしおって!<img src="./images/20060105/2006010503.jpg">しかし、内心では嬉しかったワシは、しばらく着替えたままになり、時にはサルタバルタに飛び出し、そのまま採取をしてしまった。じじぃの癖に派手な服装と笑ってくれるなよ、皆の衆。<img src="./images/20060105/2006010504.jpg">荷物も順調に減り続け、ようやく狩り等もできるようになってきた。ちまたではこのクロウラーが時折おとす絹糸が高騰しており、ワシも狙ってみたのじゃが、せいぜい10匹に1個しか落とさないようなので、なかなか思うようにいかなんだ。<img src="./images/20060105/2006010505.jpg">ときおり、チョコボ厩舎にいくと迷子のチョコボ運びを頼まれた。ウィンダスからサンドへ。 サンドからウィンダスへ。これは、たまたまウィンダスに向かうとき、見知らぬ御仁と白熱したレースになったときの模様じゃ。ウィンダスまでの長旅も、斯様に競い合う相手や一緒に向かう連れがいると、また違ったものになるものじゃな。ホッホッホ。<img src="./images/20060105/2006010506.jpg">そういえばウィンダスには釣りギルドがあったので、さっそく登録をして以前に貰った渓流竿で釣りをしてみた。面白いように堀ブナがあがった。釣りスキルも1になった。Fishermanという名にふさわしく、釣りを極めようかと思い始めたころ、あっさりと渓流竿が折れてしまった。Fishermanは名前倒れじゃった・・・ 無念。しかし、釣った堀ブナ1ダースは競売で1万ギルで売れたのでよしとするかの。<img src="./images/20060105/2006010508.jpg">ある時は、経験値を稼ぎながら絹糸を狙うことができるタロンギにいってみた。やはりこのように、経験値と金策が同時にできるのは楽しい。あっというまに、ワシのレベルは21になり、絹糸も1ダースほど貯めることができた。絹糸は競売価格にしてダース5〜6万という超高級品だけに胸が高鳴るわい。<img src="./images/20060105/2006010511.jpg">ひさびさにじじいのワンポイントアドバイスじゃ。<b>大きな木の下には宝が眠っている</b>いわずとしれたタロンギのクロウラーのことじゃがな。ほっほっほ。<img src="./images/20060105/2006010509.jpg">タロンギからの帰り道、神獣フェンリルとそれを追いかける召喚士を見つけた。フェンリルを追いかけて話してみたが、特に何もないようじゃった。<img src="./images/20060105/2006010510.jpg">召喚士に話しかけ、ついでに余ったクリスタルをトレードしてみると、今年の運勢を占ってくれた。どうやら今年のワシは<b>「かなり」ツイてるっぽいよ!!</b>とのことじゃった。なかなか幸先はよさそうじゃな。今年こそ100万ギルを目指して頑張ろうではないか!!ちなみに、採取で取れた赤モコ草2ダース160000ギル、マグワートが1個15000ギルで7個ほど、溜め込んでいた大羊のなめし皮が1ダース30000ギル、その他こまごましたものがかなり沢山あったので、所持金はかなり大躍進した。売る物がなくなった今からが本番じゃが、ゴールは近そうじゃ。それでは皆の衆、重ねていうが本年もよろしくお願い申し上げる!!現在の所持金:<b>約760,000ギル</b>大会開催まで あと<font size="5">240,000ギル</font>