東京・名古屋・大阪でハラミ、その外側の北海道と九州がサガリと聞いて、柳田國男の「蝸牛考」を思い出しました。文化の中心地であった京都から最初にサガリという言葉が全国へ広まり、後に生まれたハラミという言葉が再び京都から東西に波及していった。その為北海道と九州という南北の端に同じ言葉が残っているのではないか。…などと妄想する夏の午後。