出会いがあれば別れもある。そんな単純なことも忘れるくらい、長いつきあいがありました。そこにいけば誰かがいて、気軽に挨拶して雑談をしたり、一緒に何かをやったり、頼んだり頼まれたり。そしてまた挨拶してその日は別れ、次の日にまた挨拶からはじまる。それが当たり前だと思っていました。しかし、新たに訪れる人もあれば、去り行く人もいて、今日、また一つのお別れがありました。ただ今回のお別れが今までと様子が違っていたのは、お別れの主が現在のLSのオーナーであり、この人が去るということはLSは解散するということなのです。彼とであったのは、サポ取り時代の船の中でした。セルビナのサポ取り地獄で諦めムードだったとき、マウラはずいぶんとりやすいという噂を聞き、私は仲間と共に一縷の希望を求めて船にのりこみました。その船に居合わせたのが、既にサポを取得していた彼でした。当時、情報がまだあやふやだったので、私はサポ取得クエはこれでいいのか?と思わず聞かずにおれませんでした。そのとき初めてのtellだったのに、丁寧な対応で答えてくれたのを今でも覚えています。まあ、自分はよく覚えてたのですが、そのことを彼に聞いたら、<b>「覚えてねーよ、ゲラ」</b>くらいの勢いでかわされて悲しかったこともあります(苦笑)その後、長い間会うことはなかったのですが、Lv47くらいのとき、たまたま彼のLSのメンバーとレベル上げをしていると、LSイベントでベドーに突っ込むという話があり、じゃあついていっていい?と持ちかけたら会話しにくいからパールを渡すよ、と受け取ったのがはじまりでした。たぶん、その場限りのつもりで渡してくれたんでしょうが、なぜかそのまま居着いてしまいました(笑)なんというか、彼の豪快だけど繊細な気配りというか、人柄に惹かれたというか、ほんとにリーダーらしいリーダーだな、と思いましたね。そしてそれを支えていた個性豊かなメンバーたちも、はじめてあった自分とかにも気軽に接してくれてすぐに溶け込むことができました。自分がFFをはじめて、いままで続けてこれたのは間違いなくこのLSがあったからだと思います。うちの鯖では当時最大手だったこともあり、悪く言う人もいましたが、中と外の話はまったく違うものだと、身をもって体験しました。人の噂話に左右されるのでなく、自分の目でみないと解らない事が多いですね、ほんとに。そんな仲間と出会い、HNMが実装されて初めての挑戦、そして敗北。そしてみんなで掴み取った勝利。共に喜び、共に悔しがった日々。大手LSじゃないと体験できないことをいっぱい体験させてもらいました。しかし、そんな歴史も今日で幕を閉じたのです。彼自身が忙しくて、もう1年近くまともにプレーしていない状態が続き、逆にいうと今までよく会費だけ払ってたよね状態だったのと、FFの未来が彼の望んでいる方向と違う方向を向いているのに気づいたから、自分でケリをつけたそうです。パールを割る必要があるのか、とも思いましたが、それが彼のケジメだったのでしょう。これからどうするかはそれぞれが考えることであり、新たなLSを作るもの、個人でやっていくもの、つられるように辞めるもの、いろいろあるでしょう。自分はまだどうするか決めかねています。ただ、まだこの世界を離れる気はありません。LSはなくなりましたが、そこにはかつての仲間達がいて、LSでなくても共に時間を共有してきた人たちが確実にいるからです。何より、私自身がまだこのゲームを好きでいるから・・・ただ、今は考える時間がほしい、そんな感じです。最後に記念写真をとりました。<img src="./images/2003092701.jpg">みんな今までありがとう。そして「またね。」そんな感じなのでしばらく日記の更新は不定期になるかもしれません。