14、15はBCに行ったり、ちょろっとレベル上げしたり、槍スキルあげをしたり、頼まれてサイレントオイル15Dばかり作ってみたりと、何気なく終わってしまいました。途中まではいつもの如く、だらだらと書こうとしてたのですが、一つ一つを掘り下げてもまったく面白くないのに気付きました。そこでちょっと趣向を変えて、<b>『ジラートの幻影が入ってどうなったか?』</b>を自分の視点で書いてみようと思います。例によって<b>個人的な感想</b>なのです。<font size="4"><b>新エリアと狩場</b></font>40エリア近く新しく増えました。知らない場所、初めての音楽、初めてみるモンスター。それらを見て歩くだけでも「冒険をしている」という感じになりました。FFという世界の中で『冒険者』という立場において、自分達の行える冒険というのは大まかにいって『探索して何かをみつけだす』クエストタイプと、『敵を倒してレベルアップする』レべリングタイプの2種類だと思っています。今回、追加されたエリアのほとんどはクエストタイプだったように感じました。これは別に悪いことではありません。しかし、クエストだけに終わっていて、レベル上げに不向きな敵や環境が多く、これが非常にもったいなく感じました。我々、冒険者の間ではジラートが入る以前から、<b>「このLvではこの敵がいい、この場所がいい」</b>といった情報交換が常に行われています。少しでも楽に、少しでも安全に、これが長年の冒険の果てに培われてきた経験です。その結果、経験は人に伝わり、狩場が過密化するという現象が起きていたのがジラート以前の話です。そんな状態で望まれていたのは、新たな狩場の開拓。ジラートでエリアが広がるということは狩場が増える、狩場が増えれば人が分散して、狩り易くなる。そう思うのは自然な流れでしょう。しかし、蓋を開けてみると、美味しい狩場には程遠い環境と、仕様変更の嵐でした。おそらく、特定の弱いモンスターを無くすことにより、何を狩っても辛さは同じなのだから、狩場が分散するに違いない、そう考えたのではないでしょうか?これは単なる私見なので、意図は別のところにあったのかもしれません。ですが、今まで楽に倒せたいわゆる『美味しい』モンスターが強くなってしまったため、狩場の分散どころか、狩場の縮小になってしまったのが現実です。以前なら、骨ならモンク、虫なら狩人、オークならだれでもと、ある程度はパーティの編成で場所を選んだりできていました。が今は、骨まずい、オーク強い、エビまずいと狩場が潰れていき、楽な敵を探してはそこに人が群がる状態になっています。さながら遊牧民のように、新たな場所に行ってはそこの餌がなくなるまで食べつづけ、そこが潰れたらまた別の場所に行く、そんな状態になっているように感じました。すべてが平均化されるまで、モンスターを一種類ずつ強化していくつもりなんでしょうかねぇ?元々弱かったモンスターを強化したら下方修正にしか見えないのは当たり前だと思うのですが・・・逆に強くて誰も狩らないモンスターを弱くするほうが、狩場が増えて喜ばれるはずなんですけどね。そこらへんも含めて、新しく追加されたエリアでは、敵の配置や特性がいやらしすぎて、ほとんどが狩場にむいていなかったのが残念でしかたありません。あ、単純に追加エリアが高レベル過ぎて中途半端につかえないってのもあります。<font size="4"><b>新しいクエスト</b></font>クエストというのは、達成感があるので自分は結構楽しかったりします。また、クエストに絡んだストーリーやイベントも楽しみの一つです。しかし、今回追加されたクエストの多くはソロでは無理なものが結構多くみられました。一人じゃできないことをみんなで成し遂げる、これはこれで楽しいものです。しかし、それはバランスによります。ドロップ率が厳しい物が多いので、パーティ全員の時間を拘束するのが非常に息苦しいのです。ロットの弱い自分としては、だいたい最後まで取れないで残るわけで、自分だけ出てないからみんなを帰さない、そんな風に感じてしまうのが辛くて仕方ありません。逆のパターンでも、自分だけとったのではいさよなら、だなんて事はできないわけで。だから今までは、一人で取れるものは一人で何時間もかけて取っていたりしました。えと、何がいいたいかというと、ソロで無理なアイテムのドロップ率はもう少し甘くていいんじゃないかと。そういいたい訳です。 メンバー集める手間も考えるとねぇ・・・<b>某星関係2種のアイテムとか!</b><font size="4"><b>新しい街</b></font>新しい町が3つも増えました。新しい拠点として、きっと大活躍だな!と思っていたら・・・<b>モグハウスの引越しに金がいる</b>ではありませんか。いや、100ギルとか300ギルならいいですよ。しかし、1500ギルってなに!?飛空艇で行って帰ってきても1000ギルですよ。それで利用者が増えるわけがありません。シグネットもかけられないし・・・結局、待ち合わせの場所はジュノであり、ジラート前より過密状態に。ジュノから人を追い出したかったのか知りませんが、特産品の商人を消すことと、競売の手数料が莫大に増えたため、寝バザーの復活という、よけいに人を増やす結果になっています。バザーに税金をかけて、ようやくジュノから寝バザーが減ったところだったのに。最近、連日のように庭から立ち退いてくださいとシステムメッセージが発せられています。なんせ、庭はピーク時は500人オーバーですから。せっかく新しい町ができるのだから、もっと使いやすくして、そちらに分散させた方がよかったのに。そう感じられずにおれませんでした。新しい町のモグ手数料を減らしたり、シグネットをかける場所を増やしたりして欲しいなと思いました。ジュノから人を減らすのに、大使館廃止、チョコボ廃止、競売廃止、バザー禁止とか、安易な下方修正に踏み切らなければいいなと切に願います。<font size="4"><b>新しいジョブ</b></font>単純に新ジョブというだけで嬉しいわけですが、FFの代表とも言える竜騎士、忍者、召喚士がなぜ今まで無かったのかの方が不思議でありました。まあ、それはいいとして、新ジョブは蓋をあけてみると調整不足としか思えないようなものがしばしば。徐々に直っていくとは思いますが、1年たっても既存ジョブがバランス取れているとは思えないので、非常に先が思いやられます。でもまあ、新ジョブってどれも食指はそそられます(笑)<font size="4"><b>新ミッション</b></font>ジラート前は3つの国が一つに終結していく姿でしたが、今回はまた各国の話に戻りました。その結果、それぞれの国のミッションが気になったりで非常にそそられて楽しいと思います。また、メインのストーリーを追うのも新たなミッションとして加わったのもいい感じです。オンラインゲームにストーリーを持たせたFFは凄いと思います。でも、バスのミッションは・・・(;´д⊂)<font size="4"><b>全体を通してみて</b></font>ジラートが入ってみて、最近思うのは『やることは増えたがきつくなった』です。全体的に締め付けられてる感じがします。なんかこう、ムチだけでなく飴もないと・・・その飴が今回はクエストだったわけですが、一回しゃぶったら終わってしまうため、この先の原動力になり得ない気がしました。レべリングとかが長くしゃぶることができる部分なのに、激しくすっぱくなってしまった為、人を選ぶような気がしてなりません。オンラインゲームとは、終わることのない世界で自分なりの楽しみ方をするものだとは思いますが、この調子できつい部分ばかり増えると、楽しみより苦痛を味わって辞める人が増えそうに感じます。普通は年数が経てば経つほど緩和されて甘くなっていくものなんですけどねぇ・・・全体的にみると非常に否定的な意見になってしまったのですが、これが素直な感想です。失望した部分も多いです。 自分が苦しむよりも、他の人が苦しんでいるのを見るのが嫌です。最初からこのバランスならだれも苦しみませんが、下方修正にしか見えないのです。何かを引っ込めたら、それを打開するための何か+仕様を入れるとかしてつりあいをとらないと・・・まあ、なんだかんだいって1年間遊んできたわけで、自分はこの世界が嫌いじゃありません。そしてこの世界は、まだまだ良くなる可能性を十二分に秘めていると思っています。ジラートは節目であって終りじゃない、絶え間なく変化する世界の一端に過ぎないはずです。なので、もう少しこの世界を見守っていきたいと思います。全体を見るとこんな感想ですが、日々の出会いや会話、出来事などの小世界は楽しいものですから。