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Aptiva CPU関連
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注意事項
このページに記載された情報はToneが個人的に集めたもので、IBMの保証があるものではありません。
またToneはこの情報に基づくPCの改造行為に対する一切の責任を負わないものとさせていただきます。

このページはAptiva 5,7シリーズおよびJ,H,Tモデルの一部に関する情報を提供しています。それ以降のAptivaにこの情報は適用されないことをご注意ください。
Aptiva 5x0/7x0 H/J Model CPU関連
説明
S/NモデルでのCPUクロックアップについて マザーボード上のJP2でベースクロックを選択(50/60/66MHz)、JP3/JP25の組み合わせでCPU内部クロックを変更します。
Processor Speed Jumper JP3
75MHz, 90MHz, 100MHz 1-3
120MHz, 133MHz
150MHz, 166MHz
1-3, 2-4
Processor Speed Jumper JP25
75MHz, 90MHz, 100MHz, 1-2
120MHz, 133MHz,
150MHz, 166MHz 2-3
System Board Bus Speed Jumper JP2
50MHz 1-3, 2-4
60MHz 1-3, 4-6
66.6MHz 3-5, 4-6
JモデルのCPUクロックアップについて
Function Jumper 66MHz 60MHz 55MHz 50MHz
CPU Input Clock Speed JP35 1,2
3,4
3,4 Open 1,2
Function Jumper 1.5倍速 2倍速 2.5倍速 3倍速
Ext/Int Clock
Speed Ratio
JP10
JP11
2-3
2-3
1-2
2-3
1-2
1-2
2-3
1-2
HモデルのCPUクロックアップについて
外部クロックの設定 66.6 MHz 60 MHz 50 MHz
JP2 1-3, 2-4 3-5, 4-6 3-5, 2-4
内部クロックの設定 1.5倍 2倍 2.5倍 3倍
JP3 1-3, 2-4 3-5, 2-4 3-5, 4-6 1-3, 4-6
で設定します。
S/N/H/BモデルのVRMソケットで使用できるVRMは? S/NモデルとH/B(初期Sシリーズ)のマザーボードにはVRMソケットがついています。本来ここにVRM(Voltage Regulator Module)を挿すことでMMXPentium等のCPUがつくと思われます。メルコ製MVR−MX2でH54/H55を使っての稼動が確認されています。
P54C 133MHzのAptivaでジャンパーの設定を変更してもクロックがあがらない。 最近市場にあるのP54C 133MHzは内部2.5倍速の指定ができなくなっています。Aptiva Jモデルの初期型に搭載されたものくらいまではクロックアップが可能ですが、ジャンパーを変更してもBIOSで133MHzと表示されてしまう場合、おそらくCPUのロットが新しいためクロックアップできないということになります。
Aptiva PentiumモデルでCylix 6x86やAMD K5,K6は使用できるか AMD K5,K6は127エラーが出るものの動作するケースが多いようです。
JモデルでCyrix 6x86 P150+が127エラーを出さずに動作していると言う情報があります。また775では
x86 166+GPが127エラー後起動するもののWindows95がハングアップするといったトラブルが報告されています。S/NモデルのマザーボードにはプロセッサーをP54/55CとCyrix M1を切り替えるためのJumperもついていますが、このジャンパーを変更することでどのような効果があるのかはっきりした資料がありません。いずれにしても動作する/しないはやってみないとわからないといえるでしょう。
Aptiva Hモデルで233MHzのMMX Pentiumを問題なく使用できるか H54やH55等少し古目のBIOS(BGAUS4D)では動作する場合があるようです。この場合BIOSレベルでは0MHzという認識がされるそうです。
Hモデル後期型では127エラーになるようですが、これは古いBIOSへの書き換えが出来ない関係で解決するのはむずかしいかもしれません。今後MMX 233MHx ODPが出るようなら可能性はあります。
MWaveアダプターに関するTips
説明
MWaveのモデムだけを使用したい MWave V2.21以降
\Windows\INFディレクトリの下にMWMED420.INFというファイルがあります。このファイルだけをリネームしてからMWave関連のデバイスをデバイスマネージャから削除して再度組み込むことで音源部分はすべて「その他のデバイス」となって使用されない状態になります。
このときモデムからの音やコミュニケーションセンターは使用できません。
MWaveをWindowsNTで使用できるか AptivaのMWaveは残念ながら使用できません。将来的にIBMまたはサードベンダーからドライバーが出ないと無理でしょう。ThinkPad用のMWave for NTは使用できなかったと言う情報があります。
MWaveを33.6Kbps化する方法 日本IBMのWEBページからV2.33(+)のドライバをダウンロードし、アップデートしてください。
Microsoft SideWinder GamePadが異常動作する MWaveのMIDI機能が悪さをします。残念ながらMIDIを使用している場合は回避方法はないのですが、コントロールパネルのマルチメディアでMIDIのタブを開き「IBM MWave MidiシンセデバイスのMIDI」以外の機器を使う設定にすればGamePadは正常に動作します。
MWaveのAudio機能はDirect-Soundに対応しているか MWave2.3からDirectSound2.0(3.0)に対応しています。
MWaveモデム内部エラーが出た場合 MWaveアダプターを使用していて、
「MWAVE内部エラー0001
MWME0001:MWAVEモデム内部エラー
PrimaryCode 1(0x0001)
SecondaryCode 52(0x0034)」
というエラーが出ることがあります。ほとんどの場合MWaveモデムが28.8KBPSで稼動している時です。

Audio StationのエフェクトでQSoundやリバーブ、コーラスなどのチェックが入っていないか、確認してください。この項目をOFFにすることでほとんどの場合問題がなくなります。
ラピッドレジュームから復帰したときMWaveが初期化できない場合 モデムのプロパティでポートの設定の「FIFOバッファを使用」のチェックを外してみてください。改善されることが多いです。
J/HモデルおよびValue CD適用済みシステムでモデム削除すると再度モデムがCOM1に追加できない モデムを削除してしまうと、モデムの追加が普通の方法でできなくなります。モデムを削除したらデバイスマネージャーを表示させ、「更新」ボタンをクリックすることで新たにモデムが追加されます。
MWaveのオーディオ機能は全二重に対応しているか 対応しているらしいのですが、モデムを高速で使用しているときは不安定になることがあります。Value CD適用後はNetMeeting 1.0等で28.8kbps+全二重オーディオで会話できたという情報もあります。うまく行かない場合はモデムの速度を14.4kbpsまで落として見てください。
シェアウェアの通信ソフトなどでモデム名を選択するときMWaveがない 通常ヘイズATモデムの設定で問題ありませんが、初期化コマンドで悩まれる場合はとりあえずAT&FやATZで試して見ましょう。28.8kbpsでうまくつながらない場合はAT&F*TH8S34=2という初期化コマンドで試してみてください。
MWaveモデムの送出レベルを変更したい場合 『IBM MWAVE DSP コンボ 保守ディスケット・キット お申込みガイド』(コード番号 440299)をファックスサービス(044-200-8600)で入手し申し込みます。ただし『工事担任者資格者証アナログ第3種』の資格が必要です。
J/HモデルおよびValue CD適用モデルで「MWaveモデム」プログラムが2回に1回しか起動しない 「マルチメディア問題解決」のモジュールが組み込まれていると、MWaveモデムをクローズするとMWaveがモデム機能を一度切り離すのがどうも仕様らしいです。ただしC:\WINDOWS\MWMWIN.INI の [DEBUG] セクション中の REALLYCLOSE=1を0に変更するとモデムが終了しなくなり、毎回MWaveモデムが起動するようになります。
MWaveのMIDI演奏で一部の楽器の高音がおかしな音になる もしValue CDを適用したシステムでおきているなら以前のMWave MIDIサンプルを導入してみてください。音質が少し悪くなるかもしれませんが、おかしな音にはならなくなるようです。
Value CDを適用するとモデムがCOM4になってしまう Value CD適用前にBIOSの設定でシリアルポートA/BをそれぞれCOM2,COM3に設定しておくと回避できるようです。
MWaveのWAVE再生で33KHzの音がエラーで出ない 仕様です。MWaveはSoundBlasterの互換機能を持っていますが、そもそもSoundBlasterには33KHzの音を再生できるという機能が明文化されておらず、厳密には隠し機能であり、そこまで互換性を保っていないようです。
Microsoft FAXで編集可能ファイルを添付してファックス送信ができない これはWindows95の仕様のようです。CLASS1のFAXモデムでないとこの機能は使用できないとなにかで読んだことがあります。
その他ハードウェア関連
説明
Aptiva TモデルをはじめとするOSR2.1 PreloadモデルでWakeup on Ringの設定がAptivaWareでできない OSR2.1ではコントロールパネルのパワーマネージメントの設定に標準で「電話が鳴ったら、コンピュータを元の状態に戻す」というオプションが存在し、これとAptiva Wareの設定が矛盾した場合、コントロールパネルの設定が優先されるようです。つまりAptiva Wareで設定を行うのでなく、こちらの設定を変更することで問題は回避できます。
使用していないのに勝手に電源が入ることがある ウェイクアップオンリングを設定しているとき、電話回線を通じて信号が入ってくるとAptivaが起動してしまうことがあります。まずウェイクアップオンリングを使用しない設定にして様子を見てください。またウェイクアップオンリングを使用しない設定で、電話ケーブルも接続していないのに起きるようであればCMOSの内容保持のための電池がおかしいかもしれません。
ウェイクアップオンリングが効かない モデムアダプターとシステムボードをつないでいるケーブルが外れているか、BIOSの設定でWakeup On RingがDISABLEされています。外付けモデムの場合はそのモデムがRI信号を出すか確認しましょう。
MS-DOS互換モードになってしまう DOSのデバイスドライバーを極力減らしてみてください。Aptivaの486モデルでは原因不明の交互互換モードなどの現象が起きるようですが、これに関しては現在まで確固たる情報がありません。
ラピッドレジュームができない Cドライブに十分な連続空き容量が確保できずに_IBMSAVE.DATができていないのかもしれません。不要なファイルを削除し、DEFRAGすることで直る可能性があります。またサードベンダー製のアダプターカードを取り付けていると、そのカードの初期化ができず、レジューム直後にハングアップすることがあります。この場合、BIOSの設定でアダプターカードの初期化をレジューム時に行う設定にしてください。またWPS対応プリンターが接続されているとうまくいかないことがあるようです。
添付のディスプレイが少し傾いて表示される 地磁気の影響でなっていることがほとんどですので、設置場所を移動したり、ディスプレイの向きをかえてみてください。また調整で画面の回転ができるディスプレイもあります。
Aptivaシリーズのシリアルポートコントローラ チップメーカーは明らかではありませんがすべてのモデルで16550互換だということです。ということは理論的には115kbpsまででるはずです。ISDNの128Kバルク転送はそのままでは無理でしょう。
JモデルのSiS6205でDirect-Drawのゲームが動作しない SiS6205は最近までDirect-X1にしか対応していなかったため、多くのゲームが使用できなかったはずですが、最近リリースされたDirect-X2対応ドライバーにより多くのDirect-Draw対応ゲームが動作するようになりました。日本IBMのホームページからダウンロード可能です。
Jモデルが他のP54C 133MHzマシンに比べて非常に遅い SiSのチップセットのせいか、パフォーマンスはかなり悪いように見受けられます。UMAを利用したアクセラレータが最大のボトルネックとなっているようなので、改善するにはビデオボード増設がもっとも効果的と考えられます。
マルチビデオコンボアダプターがH/Jモデル以降で使用できない IBMいわく、いろいろな不具合が起こりうるためにサポートがないそうです。あきらめて別のアダプターを買いましょう。
AptivaはPCI2.1に対応しているか 初代Sシリーズ/J/Hモデル以前のPentium AptivaはPCI V2.0、Sシリーズの2代目以降/TモデルはPCI2.1対応というのがIBMの見解のようです。ただJ/HモデルでI-Oデータ製のPCIINFO.EXEというツールを使うとPCI 2.1と表示されます。実際PCI2.1必須のビデオカードが稼動しています。
購入直後からハングアップや文字化けなどおかしな現象が出る Aptiva J/HモデルではSIMMを60ns,EDO,そして「鈴メッキ」のものでないといろいろな不具合が出るようです。一般にAptiva用として販売されているSIMMは金メッキがほとんどですからそのようなSIMMを増設していないか確認しましょう。もしそのようなメモリがついていたら、それを外してみることで現象は改善されることがあります。
e-mail : tone@big.or.jp