magic SysRQを覚えて使いこなす

最新の情報は/usr/src/linux/Documentation/sysrq.txtを読んでください。
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kernelはまだ完全には死んでないようなんだけど、shellでコマンドが実行できない…
せめて、syncしてからresetかけたいのに…
そう思ったことはないでしょうか。

完全にかたまってなければ、あるキーを押すだけで、kernelにrequestを送ることができます。
syncしてumountしてからrebootなんてこともできます。
この機能を使うためには、kernelのconfigでMagic SysRq key (CONFIG_MAGIC_SYSRQ)を
有効にしておかなければなりません。確認するには次のようにします。
# cat /proc/sys/kernel/sysrq
1

このように1とでたら有効になっています。
requestを送るにはmagic SysRQ keyを押しながらcommand keyを入力します。
magic SysRQ keyはarchitecture毎に異なります: 次にcommand keyを解説します: つまりシステムがかたまってしまった時にはこうします:
ALT+SysRQを押しながら、s(sync),u(unmount),b(reboot)
注意すべきなのは、sやuは押した後ちゃんとできた時にはOK Doneという表示をする、ということです。
これがでない時にはちゃんとできなかったと思わなければなりません。
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Last modified: Thu Feb 26 23:04:38 JST 2004