何でもパスワードの使いかた


ここでは、テキストファイルを暗号化することを前提に、「何でもパスワード」の使い方を説明します。


◎暗号化の方法

"日記.txt"というファイル名のテキストファイルを暗号化したいと仮定します。このファイルを暗号化するには、アイコンを「何でもパスワード」のウィンドウにドラッグ&ドロップします。


そうすると、「パスワードの設定」画面が開きますので、パスワードと共に、パスワードを思い出すヒントになるようなメッセージを入力します。パスワードは確認のために2回入力してください。「パスワードを隠す」の欄にチェックを入れると、パスワードは*印で表示されるようになります。また、「暗号化した後、元ファイルを削除する」の欄にチェックをすると、ファイルの暗号化の後、元となったファイル(この場合は"日記.txt")を自動的に消去します。ここでは「暗号化した後、元ファイルを削除する」のみにチェックをすることにします。


「OK」ボタンをクリックすると、ファイルが暗号化されます。"日記.txt"はなくなり、代わりに"日記.txt.EXE"というファイル名の暗号ファイルが作成されています。ファイルが一度暗号化されると、「何でもパスワード」がインストールされていないパソコンでも暗号ファイルの内容を閲覧・編集することができます。


◎暗号ファイルの使い方

暗号ファイル"日記,txt.EXE"を開くと、パスワードの入力画面になります。テキストファイルの内容を閲覧したり編集したりするには、正しいパスワードを入力して「OK」ボタンをクリックしてください。パスワードを間違うと、先には進めません。


正しいパスワードを入力すると、拡張子".txt"に関連付けられたアプリケーション(この例ではメモ帳)が開き、テキストファイルが編集状態になります。


この時、「何でもパスワード」は、自動的に"何でもパスワード.txt"というファイルを作成して内容を復元し、そのファイルをメモ帳に編集させています。

ここでファイルを編集し、上書き保存した後にメモ帳を終了してください。


何でもパスワードは、テキストエディタの終了を検知すると、自動的に"何でもパスワード.txt"を再び暗号化し、"日記.txt.EXE"を上書きします。再暗号化の処理が終わると、次の様なメッセージが現れます。

"何でもパスワード.txt"は、再暗号化が終わると同時に、自動的に削除されます。なお、削除に先立ってファイルを乱数で上書きするため、削除ファイルの復活ソフトなどで削除ファイルを復活することはできません。


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