鉄道を楽しむソフト


[フリーソフト]

WinDIA

古川 知幸さん作(GBD00446@niftyserve.or.jp)
Windows上で手軽にダイヤグラムを作成できるソフト。携帯PCに入れて持ち歩けば電子時刻表としても利用できる。

列車発車時刻案内板

南川 宏(ESPRIT)さん作(HCB00054@niftyserve.or.jp)
駅でみかける発車時刻電光案内板をWindows上に再現するソフト。いつもデスクトップの片隅に表示させて帰宅列車の確認に使ったり、旅気分を味わってもよい。

トレインスクリーンセイバー

柴田 暢宏さん作(UPP00301@niftyserve.or.jp)
その名の通りWindowsの画面上を電車が走りまくるスクリーンセイバー。サウンドも出すことができる。BMP形式で車両を描くだけでオリジナルの電車を画面上に簡単に走らせることができる。

電車運転シミュレーター

Real Railwayさん作
京王線、井の頭線、千歳線の電車運転シミュレーションゲームがオンライン版、ダウンロード版で提供されている。フリーのシミュレーションゲーム提供サイトの老舗。


[ゲームソフト]

Train Simulator

発売元:音楽館 販売元:ポニーキャニオン 定価:各5800円
鉄道ファンなら一度は夢見る電車の運転士。そんな夢をパソコン上で手軽にかなえてくれるシミュレーションソフトがこれ。映像は実写、加減速も実物そっくり、鉄道会社の協力のもとカシオペアの向谷実氏がプロデュースし、充実した仕上がりになっている。運転試験を受けながらレベルアップ、全区間運転を目指して出発進行!
中央線
PCRW-00003
TrainSimulatorのシリーズ第1弾。中野−豊田間の実写映像で201系の運転に挑む。中野−三鷹間ではダイヤがきついので、定時運転には苦労する。
東海道本線
PCRW-00004
中央線に続き発売されたのがこの東海道本線。鴨宮−戸塚間で211系の運転にチャレンジ。最高速度110km/hで飛ばすのは気持ちが良い。
東北本線
PCRW-00005
東海道本線と同時発売。土呂−間々田間を211系で楽しめる。このソフトで一部区間ではあるがTraSim初の速度制限が設けられた。
小田急線
PCRW-00010
前作3本の好評を受けて作られたのがこの小田急線。カーブや勾配での速度制限が新しく加わり、最終試験での定時運転が10秒以内と難易度が格段に増した。最終試験をクリアした後、さらに特別試験をパスすると別ダイヤでの急行運転も楽しめるようになる。走行映像は1985年の千歳船橋−相模大野間、運転車両は5000系。
相模鉄道線
PCRW-00012
このソフトでは初の全線運転(横浜−海老名間)が可能になった。また、勾配での加減速や信号・ホーム内などでの速度制限が新たに加わるなど、リアルさがより追求されているほか、非常信号による緊急停止モード、機関車連結シミュレーションなど新企画も加わり、より奥の深いソフトに仕上がっている。
ドイツ鉄道
ライン川左岸線
PCRW-00017
Train Simulator初の海外バージョンで、ドイツ国鉄のDB-141型電気機関車を運転できる。運転台・運転方法が国内の電車・機関車のものとは大きく異なるのが特徴。今回は沿線の古城巡り・列車撮影コーナー・運転状況に応じた空撮モードなども取り入れられ、遊びの要素も盛りだくさんである。またこの路線では、ただ運転を楽しむだけではなく、風景も堪能できるのもうれしい。なお今回から要求スペックがアップしているので注意が必要。
南部縦貫鉄道
PCRW-00021
'97年5月で休止になった南部縦貫鉄道がよみがえる!レールバスを使った全線のシミュレーションができるのはもちろん、各駅・保有車両全車の紹介、源新 英男写真館など、貴重な資料としてもファンなら持っておきたい1枚だ。なお、初回限定の愛蔵版は特製ボックスにビデオやオリジナル記念入場券・線路略図がセットになっており、まさに「愛蔵版」にふさわしい内容。
京浜急行本線
久里浜線
PCRW-00022
品川−三崎口間を走る京浜急行本線・久里浜線の全区間67kmを完全収録した逸品。今回はレベルに応じた種別の運転となっており、普通列車の運転から始めて、急行、特急運転試験をクリアしたあと、全線の快速特急運転が楽しめるようになっている。京浜急行はダイヤがタイトに組んである上、全線にわたって速度制限が散乱しているのでポイントをメモりながら練習して試験に望まなければクリアは難しい。
JR四国 vol.1
(高松〜琴平
高松〜児島)
TraSim初のATS作動と、瀬戸大橋線走行が目玉。121系で高松〜琴平間をレベルクリアすると213系で瀬戸大橋線の運転ができるようになる。
西武新宿線 運転台計器のランプ点灯に関する挙動やコンプレッサー作動音などを忠実に再現。今作まででリアリティに関してはほぼ完成されたソフトといってよいだろう。急行の試験で無減点走行に成功すると認定証とプレゼントがもらえる。
名古屋鉄道
犬山線・広見線
名鉄の2路線2車種と、オマケとしてHSST試験線を収録。犬山線・金山〜新鵜沼間はパノラマカー7000系を運転(運転区間は種別により異なる)、広見線・犬山〜新可児間は愛称「いもむし」の3400系を運転する。7000系ではミュージックホーンが鳴らせたり、3400系では釣り掛け音や自動ブレーキの感覚が忠実に再現されている。全種別の試験で無減点走行をすると、西武編に引き続いて認定証とプレゼントがもらえる。
今後の発売予定:
7月には阪神電鉄、来年にはJR北海道・函館本線の発売が決定済み。さらにはJR四国vol.2(高松〜高知・特急しまんと全区間)、海外第2弾フランス編とリリースが予定されている。

A列車で行こう4

発売元:ARTDINK
言わずと知れた鉄道経営シミュレーションゲーム。自分が仮想の鉄道会社の社長になって鉄道やバスを敷設したり、住宅やビルなどの建設により街を発展させていく。株式投資や税金支払、銀行取引などもあり、終わりのない奥の深いゲームになっている。

続編「A列車で行こう5」が発売され、より自由な線路設定や自分の街を空から遊覧できる「オプショナルツアーモード」などが加わり大幅にパワーアップした。しかし要求スペックが厳しく、購入したものの私の環境では全然楽しめません(;_;)

鉄道運転シミュレータ・東武東上線

発売元:東武ケーブルメディア 定価:5800円
Train Simulatorの東武バージョン。レベル別の運転など構成も似ているようだが、元祖Train Simulatorと比べると「入門編」程度の仕上がり、というのが巷の評。続いて京成スカイライナー・南海電車編も発売されているが、相変わらず目も当てられない状況だとか。(私は購入予定なし)


[一般情報系ソフト]

世界の車窓から

発売元:富士通
平日の21:54から・土休日の23:24からテレビ朝日系列で放送中の3分番組「世界の車窓から」がCD−ROMになった。番組の方はよく見ているものの、残念ながら私は現物をまだ手にしていないのだが、購入した友人は絶賛している。現在スイス・中国・イタリア・イギリス・オリエント急行編など続々と発売中。

CD-Rail

発売元:IMAGICA 定価:各5800円
NIFTY-SERVE 鉄道フォーラムマネージャ・伊藤博康氏が手がける鉄道データーベース系ソフト。写真・動画・音声・年表と、なんでもありの内容の濃さに一通り目を通すだけでも一苦労する力作である。
Vol.1 碓氷峠
 〜峠の鉄道史〜
今年秋には新幹線に変わって廃止される信越本線横川−軽井沢間、通称「横軽」。この区間の過去と今がCD−ROMという形でデーターベース化された。地図、写真、動画などに加え座談会の音声も収録されるなど「碓氷峠事典」としてもよい位の非常に濃い仕上がりになっており、鉄道ファンなら必携ともいうべきソフトになろうか。
Vol.2 JR10周年
 〜JRの鉄道史〜
JR発足10周年を記念して作られたソフト。JR発足後の各社のトピックスがふんだんに盛り込まれた。画像はJRの車両の形式写真を一同に集めた貴重な資料として、動画は花形列車を収めたエンターテイメントとして楽しむことができる。また、廃線跡めぐりのおまけもついている。


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