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04/01/12 赤瓦とシーサーの島 〜竹富島〜

バースデー早割利用で、とにかく遠くへ。石垣島直行便利用で1泊2日の竹富島への巻。


■ 04/01/11 EL551 HND-ISG B737-500 JA8419
羽田空港 6:45発。朝焼けに染まる雲海を見下ろしながら、一路南へ。プロジェクター設備もない小さな飛行機での3時間30分はひたすら時間が経つのを待つのみ。司馬遼太郎の「街道をゆく」で予習をしているうちに、いつしか夢のなか・・・
石垣はこの時期でも20℃。ジャンパーを空港のロッカーに放り込み、いざ竹富島へ。石垣港から高速船で15分の船旅。しかしこの日は船がよく「飛んだ」・・・・
民宿の車に揺られ、島の中心部へ。白砂の道、珊瑚の石垣、赤瓦の民家、そしてシーサーが否が応でも雰囲気を盛り上げる。宿に荷物を預け、とりあえず歩いてみる。
「星の砂」で有名なコンドイビーチから小浜島を望む。昨年夏に流れていたauのCMがオーバーラップして、頭のなかは元ちとせの「いつか風になる日」が鳴りっぱなし。しかしこの島のときの流れ方はどうもおかしい。
集落にある展望塔「なごみの塔」から見下ろした光景。

この日の宿泊は小浜荘(http://kohama316.at.infoseek.co.jp/)さん。ここを常宿にしているひとも多いらしいが、この日も数名の常連さん。そのうちのひとりは、沖縄の有人島はすべて上陸、週末には東京から日帰りでも時間を見つけては来てしまい、JTAでは顔なじみの乗務員もいる「有名人」らしい。夕食後は泡盛片手に常連さんたちが繰り広げる竹富島の魅力や興味深い話に耳を傾けながら、思い思いに夜が更けていく。

翌朝、宿の人や常連さんたちのお見送りを受けながら宿を後にする。自分の姿が見えなくなるまでずっと手を振ってくれていた。この島にはひとを暖かるするなにかがある。安い言葉だが、こんな言葉しか見あたらない。きっと、また来ると思う。


■ 04/01/12 EL672 ISG-KIX B737-500 JA8504
■ 04/01/12 NH148 KIX-HND A321 JA103A