正面衝突事故防止のため、単線区間では通票(タブレット)が主に使われていましたが、近年全国で自動信号化がすすみ、タブレットを受け渡す姿もだんだん少なくなってきました。なかでも通過列車が走行中にタブレットの受け渡しを行う「通過授受」はこの因美線・急行砂丘(岡山−鳥取)が国内最後となりました。(厳密には極一部で残っているらしいですが。)同時に急行砂丘そのものや同線内の腕木信号機も廃止となることもあり、全国からファンが集まる中、'97.11.29に幕を閉じました。
1.タブレットをセット | |
2.通過列車接近 | |
3.タブレットを受け器に投込 | |
4.次にタブレットを受取 | |
5.そのまま通過 |
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