旧・国鉄本社ビル公開
正面に武蔵野線のパネルが残されていたのを除くと、大部分のパネルや操作卓・機器類は片づけられ室内はがらんとしていた。また隅の方に山手線のパネルが寄せられていた。
(写真はいずれも武蔵野線の操作卓)
屋上から周りを見渡すと東京駅丸の内駅舎が一望できる。鉄道物のドラマでもたびたび見られた光景である。左下は駅前広場。丸ビルはすでに取り壊されて更地になっている。
この屋上は戦争の空襲に備え、厚さ50cm,重量5500tの耐弾層が設置されているのが特徴である。30kgレールや25mm鉄筋が埋め込まれ、1t爆弾にも耐えうる非常に強固な構造になっているらしい。
屋上の一角にあった鉄道神社は1994年、JR東日本東京地域本社(田端)に移設され、いまはご覧の通り土台が残るのみ。
(上)東京駅に進入する東北新幹線 (右)屋上には鉄道ファンや国鉄マンなどが集まり写真を撮る中、丸の内駅舎をデッサンする人も… |
禁無断転載