文芸部1年目(詩の展示)

 来たとき

「文芸部は、詩の展示みたいだね。
『ほんとだ、たくさん飾ってあるね。
「私、詩なんて理解できるかな?
『何とかなるって。

「文芸部は、詩の展示みたいだね。
『ほんとだ、たくさん飾ってあるね。
「ここ、見ていくの?
『せっかく来たんだから、見ていこうよ。
「しょうがない、付き合ってあげるよ。

「文芸部は、詩の展示みたいだね。
『ほんとだ、たくさん飾ってあるね。
「ここ見ていくの?
『せっかく来たんだから、見ていこうよ。
「それじゃ、手っ取り早く回ろう。

(俺は、清川さんと一緒に、展示物を見て回った。)

「やっぱり、よくわからなかったみたい。

『そう? それは残念だなぁ。
「理解できたら、素敵なんだろうけど。
『少しずつでも読んでみるといいよ。わかるようになるから。
「そうかな? これから、少しずつ読むように、心掛けるね。

『俺も、よくわからなかったよ。
「なんだ、私と同じじゃない。
『そういう事です。
「心配して、損しちゃった。

『それじゃあ、 そろそろ帰ろうか?
「うん、帰りましょう。

「やっぱり私には向いてないや。
『そう。それじゃあ、そろそろ帰ろうか?
「そうしよう。

「やっぱり私には向いてないや。もう帰ろうよ。
『そうだね。それじゃあ帰ろう。


 文芸部2年目(作文展示)

 来たとき

「文芸部は、作文の展示みたいだね。
『ほんとだ、たくさん飾ってあるね。
「これ全部読んだら、知恵熱出そうだね。
『出るかもね。

「文芸部は、作文の展示みたいだね。
『ほんとだ、たくさん飾ってあるね。
「ここ見るのやめようよ。
『せっかく来たんだから、見ていこうよ。
「しょうがないなぁ。付き合ってやるか。

「文芸部は作文の展示みたいだね。
『ほんとだ、たくさん飾ってあるね。
「ここ、見るのやめない?
『せっかく来たんだから、見ていこうよ。
「しょうがないな、それじゃ、手っ取り早く回ろう。

(俺は、清川さんと一緒に、展示物を見て回った。)

「たくさんあって、全然読み終わらないね。
『あそこで、文集を配ってるみたいだから、もらってくるよ。
『はい、文集もらってきたよ。
「わざわざもらって来てくれたんだ。ありがとう。
『これで、安心して家で知恵熱だしてくれよ。
「意地悪だね。
『あはははは…。それじゃあ、そろそろ帰ろうよ。
「うん、帰りましょう。

「だーっ、駄目だ。これやっぱり向いてないよ。もう帰ろうよ。
『しょうがないな。それじゃあ、帰ろう。

「この作文、全然読み終わんないよ。
『あそこで、文集を配ってるみたいだから、もらってくるよ。
「あっ、いらないから、もう帰ろうよ。
『しょうがないな。それじゃあ、帰ろう。


 文芸部3年目(弁論大会)

 来たとき

「ちょうど、弁論が始まるみたいだね。

 終わった後

「今の人、何が言いたかったんだろうね?
『何だろうね。そろそろ、帰ろうか?
「うん、帰りましょう。

「何、今の人。あの気弱な態度、いらいらするよね?
『そ、そうだね。
「男だったら、一番を狙う気でいかなきゃ。
『ねぇ、そろそろ、帰ろうか?
「そうだね。そうしよう。

「何、今の人。あの気弱な態度、いらいらするよね?
『そ、そうだね。そろそろ、帰ろうか?
「うん、帰ろう。


 演劇部1年目(時代劇)

 来たとき

「ちょうど、演劇が始まるみたいだね。

「すっごく面白かったね。時代劇は、気分がすっきりするね。
『本当、面白かったね。それじゃあ、そろそろ帰ろうか?
「うん、帰りましょう。

「やっぱりいいね、時代劇は。特に殺陣の所は最高だったね。
『本当、面白かったね。それじゃあ、そろそろ帰ろうか?
「そうだね。そうしよう。

「殺陣が良かったよ。最高だったね。
『本当、面白かったね。それじゃあ、そろそろ帰ろうか?
「うん、帰ろう。


 演劇部2年目(ヒーローアクションもの)

 来たとき

「ちょうど、演劇が始まるみたいだね。

「アクションがすっごく良かったね。
『本当だね。結構面白かったよ。
「演劇部の人が、あそこまでできるとは思わなかったなぁ。
『それじゃあ、そろそろ帰ろうか?
「うん、帰りましょう。

「アクションが良かったね。ちょっと感動したよ。
『全体的に結構良かったね。
「私にも、あんなアクションできるかな? えーと、こうして…
『こ、こんな所で練習しなくても…。
「それもそうだね。それじゃ、もう帰ろうよ。
『うん、帰ろう。

「アクションが良かったね。ちょっと感動したよ。
『全体的に結構良かったね。
「演劇部の人って、結構やるね。
『それじゃあ、そろそろ帰ろうか?
「うん、帰ろう。


 演劇部3年目(悲恋もの)

 来たとき

「ちょうど、演劇が始まるみたいだね。

「私もあんな素敵な恋をしてみたいな。
『清川さんが、そんな事言うなんて意外だなぁ。
「私がそんなこと言うのおかしい?
『い、いや。そんなことないよ。そろそろ帰ろうか?
「うん、帰りましょう。

「私もあんな素敵な恋がしたいなぁ。
『清川さんが、そんな事言うなんて意外だなぁ。
「私だって女の子なんだから、恋愛ぐらいしたいと思うよ。
『そりゃそうだ。じゃあ、俺はどう?
「私だって、相手は選ばないとね。
『はいはい、私では役不足でございました。そろそろ帰ろうよ。
「そうだね。そうしよう。

「私もあんな素敵な恋がしたいなぁ。
『清川さんが、そんな事言うなんて意外だなぁ。
「私がそんなこと言うの変かな?
『い、いや。そんなことないよ。そろそろ帰らない?
「うん、帰ろう。


 科学部1年目(薬品調合)

 来たとき

「科学部は、実験ショーをやってるみたいだね。
『ちょうど始まるところだね。

「最後の爆発は びっくりしたね。
『それよりも、あの爆発で全然平気だった、科学部の人に驚いたよ。
「よく平気だったね。
『それじゃあ、そろそろ帰ろうか?
「うん、帰りましょう。

「最後の爆発んとこ、最高だったね。
『でも、見所は爆発だけだった気がする。
「いいじゃない。男らしくて。
『男らしいねぇ…。ま、いいや。そろそろ帰ろうよ。
「そうだね。そうしよう。

「よくわからないけど、最後の爆発んとこ、最高だったね。
『逆に言うと、そこしか面白くなかったね。
「それもそうだね。
『それじゃあ、そろそろ帰ろうか?
「うん、帰ろう。


 科学部2年目(レーザーアート)

 来たとき

「科学部は、実験ショーをやってるみたいだね。
『ちょうど始まるところだね。

「奇麗ねぇ。良かった。
「何って…、いいじゃない、別に。
『別にいいけどさ…。じゃあ、そろそろ帰ろうよ。
「う、うん。帰りましょう。

「奇麗だったね。これで一緒にいるのが…。
『ごめんね。一緒にいるのが俺で…。
「別に私は、貴方で良かったって、言おうとしたのに。
『嘘つき。いいよ、もう帰ろう。
「あははは…。そうだねそうしよう。

「好きな人と一緒に見たら、 すごく素敵だったろうね。
『それじゃあ、素敵な時間だったわけだ。
「そんなわけないじゃん。
『そこまで言い切らなくても…。
「あはははは、それじゃ、そろそろ帰ろうよ。
『そうだね。帰ろう。


 科学部3年目(物質転送装置)

 来たとき

「科学部は、実験ショーをやってるみたいだね。
『ちょうど始まるところだね。

「すごいね。最近の機械って、あんなことできるんだ…。
『できる…、のかなぁ。
「いつも運動ばかりしてるから、こういう事に疎くて…。
『そろそろ帰ろうよ。(運動してなくても、こんなもの知らないぞ…。)
「うん、帰りましょう。

「今の手品だったんでしょう。だまそうったってそうはいかないよね。
『手品かなぁ…。そうは思えなかったんだけど…。
「絶対手品だよ。あんな機械見たこと無いよ。
『そうかもしれないね。それじゃあ、そろそろ帰ろうよ。
「そうだね。そうしよう。

「すごかったね。どういう種なんだろうね?
『手品じゃないと思うんだけどなぁ。
「そうなのかな、別にいいや。そろそろ帰ろうよ。
『そうだね。帰ろう。


 電脳部1年目(コンピュータ占い)

「電脳部は、何やってるのかな?
『コンピューター占いみたいだね。一緒に占ってもらおうよ。
「うん、やってみよう。

「電脳部は、何やってるんだろう?
『コンピューター占いみたいだね。一緒に占ってもらおうよ。
「占いねぇ、やってみようか。

「電脳部は何やってるんだろう?
『コンピューター占いみたいだね。一緒に占ってもらおうよ。
「占いかぁ、やってみようか。

 占った後

「へーっ、私達って、相性いいんだ。
『この占い当たるね。

「まぁ、占いなんて、こんなものよね。
『こんなもんだねぇ。

>

「占いなんて、私は信じないから…。
『この占いきっと、当たらないんだよ。

「占いってさ、だいたい良い結果が出るよね。
『そう? 結構当たってると思うけど。

「占いってさ、だいたい、こんないい加減な結果が出るよね。
『だいたい、こんなもんだね。

「占いなんて、最初から信じてないからいいけどさ。
『この占いきっと、当たらないんだよ。

「占いってさ、だいたい良い結果が出るよね。
『そう? 結構当たってると思うけど。

「占いってさ、だいたい、こんないい加減な結果が出るよね。
『だいたい、こんなもんだね。

「当たってるよ。この占いすごいんじゃない。
『そう? 当たってないと思うんだけど。

 帰り

「占いの結果も出たし、そろそろ帰らない?
『そうだね、帰ろう。

「占いって、どうも信じられなくて。
『それじゃあ、そろそろ帰ろうか?
「そうだね。そうしよう。

「占いって、どうも信じられなくて。
『それじゃあ、そろそろ帰ろうか?
「そうだね。帰ろう。


 電脳部2年目(ゲーム)

「電脳部は、何やってるのかな?
『コンピューターゲームの展示みたいだね。
『やってみない?

「ゲームなんてあまりやらないけど、できるかな…。

「ゲームなんてあまりやらないけど、挑戦してみようかな。

「ゲームなんてあまりやらないけど、やってみようかな。

「ゲームなんてあまりやらないから、やってみせてよ。
『よし、いっちょ、やってみるか。

「結構面白いね。
『何だ、うまいじゃないか。
「ねぇ、やってみせてくれない?
『あぁ、いいよ。

「結構面白いね、これ。
『何だ、うまいじゃないか。
「ちょっと、やってみせてよ。
『あぁ、いいよ。

「結構面白いね、これ。
『何だ、うまいじゃないか。
「ちょっと、やってみせてよ。
『あぁ、いいよ。

「ゲーム、上手だね。
『結構簡単だね。

「あんまり、上手じゃないね。
『このゲーム難しいよ。

「ゲーム上手いね。
『結構簡単だよ、これ。

「もしかして、下手なんじゃ…。
『難しいよ、これ。

「やっぱり、上手いね。
『結構簡単だね。

「もしかして、下手なんじゃ…。
『このゲーム難しいよ。

「それじゃ、そろそろ帰りましょう。
『そうだね。帰ろう。

「ねぇ、そろそろ帰ろうよ。
『そうだね。帰ろう。

「ねぇ、そろそろ帰らない?
『そうだね。帰ろう。


 電脳部3年目(軍事衛星ハッキング)

「電脳部は、実験ショーをやってるみたいだね。
『ちょうど始まるところだね。

「わ、私…、雷だけは苦手なのよ。
『今のは、雷じゃなくて、多分、レーザー光線だと思うけど…。
「そ、それならいいんだけど…。
『本当にいいのか?
「何だか怖いから、もう、帰りましょう。
『そうだね、帰ろう。(清川さんの怖がる姿なんて、なかなか見れないぞ。)

「ねぇ、ねぇ…、もう、雷はやんだ?
『えっ、雷なんて鳴ってないよ。
「だって、今、光ったじゃない。
『今のは、雷じゃなくて、多分、レーザー光線だと思うけど…。
「それならいいけど…。
『本当にいいのか?
「何だか怖いから、もう、帰ろうよ。
『そうだね、帰ろう。(清川さんの怖がる姿なんて、なかなか見れないぞ。)

「わ、私…、雷だけは駄目なの。
『今のは、雷じゃなくて、多分、レーザー光線だと思うけど…。
「それならいいけど…。
『本当にいいのか?
「ねぇ、もう帰ろうよ。
『そうだね、帰ろう。(清川さんって、結構可愛いなぁ。)


 美術部1年目(似顔絵描き)

「美術部は、似顔絵を描いてくれるみたいだね。
『清川さん、描いてもらったら?
「そうね、描いてもらっちゃおうかな。
『似顔絵どうだった?
「やっぱり、私には似顔絵なんて向いてないから、やめてきちゃった。
『そう…。それは残念だなぁ。
「私の絵、見たかった?
『ちょっとね…。
「それじゃ、もう一度行ってくる。
『いいよ。わざわざ俺のために行かなくても。
「そう? それなら行かないけど。
『それじゃあ、そろそろ帰ろうよ。
「うん、帰りましょう。

「美術部は、似顔絵を描いてくれるみたいだね。
『清川さん、描いてもらったら?
「じゃあ、描いてもらってこようかな。
『似顔絵どうだった?
「じっとしてるのが耐えられなくてやめちゃったよ。
『そう…。それは残念だなぁ。
「私の絵、見たかった?
『ちょっとね。
「ここに実物があるんだから、別に絵を見るほどの事も無いよ。
『絵の方が可愛いかもしれないじゃないか。
「えっ、なんか言った?
『い、いや別に何も…。そ、それじゃあ、そろそろ帰ろうか?
「そうだね。そうしよう。

「美術部は、似顔絵を描いてくれるみたいだね。
『清川さん、描いてもらったら?
「じゃあ、描いてもらってこようかな。
『似顔絵どうだった?
「じっとしてるのが耐えられなくて、やめちゃったよ。
『そう…。それは残念だなぁ。
「似顔絵なんて見たって、しょうがないって。さあ、もう帰ろうよ。
『そうだね。帰ろう。


 美術部2年目(ヌードデッサン)

「あっ…。
『ど、どうしたの清川さん
「知ってたでしょう。
『えっ、何を?
「ごまかそうとしても駄目よ。ほら、見てみたら。
『おおおおおおおお。こ、これはぁ?
「見た? この事よ。
『し、知ってるわけないじゃないか。
「何だか怪しいなぁ…。ま、いいわ。信じてあげるよ。
『そ、そう? ありがとう。それじゃあ、帰ろうか?
「そうね、これを見るのが目的じゃないなら、帰りましょう。
(もう一度、横目で見ちゃえ。)

『ど、どうしたの清川さん
「もう〜、好きなんだから。
『えっ、何が?
「皆まで言わなくてもわかってるよ。ごゆっくりどうぞ。
『おおおおおおおお。こ、これはぁ?
部員『君、静かにしてくれ。デッサンの邪魔だよ。
『はっ、き、清川さん、誤解だよ。ちょっと待ってよ。

『ど、どうしたの 
「もう、いやらしいんだから。
『えっ、何が?
「皆まで言わなくてもわかってるよ。ごゆっくりどうぞ。
『おおおおおおおお。こ、これはぁ?
部員『君、静かにしてくれ。デッサンの邪魔だよ。
『はっ、き、清川さん、誤解だよ。ちょっと待ってよ。


 美術部3年目(油絵展示)

「美術部は、油絵の展示みたいだね。
『ほんとだ、たくさん飾ってあるね。
「油絵なんて、見てもわかるかな?
『大丈夫だと思うよ。とりあえず見てみようよ。

「美術部は、油絵の展示みたいだね。
『ほんとだ、たくさん飾ってあるね。
「油絵なんて見るの?
『せっかく来たんだから、見ていこうよ。
「しょうがない、付き合ってあげるよ。

「美術部は、油絵の展示みたいだね。
『ほんとだ、たくさん飾ってあるね。
「油絵なんて見るの?
『せっかく来たんだから、見ていこうよ。
「それじゃ、手っ取り早く回ろう。

(俺は、清川さんと一緒に、展示物を見て回った。)

「やっぱり、よくわからなかったけど、奇麗な絵だったね。
『そうだね。結構、みんな上手だったね。
「ねぇ、そろそろ帰らない?
『そう? それじゃあ、帰ろう。

「やっぱり私には向いてないや。
『そう。それじゃあ、そろそろ帰ろうか?
「そうだね。そうしよう。

「やっぱり私には向いてないや。もう、帰ろうよ。
『そうだね。それじゃあ帰ろう。


 吹奏楽部1年目(ゲームミュージック)
 来たとき

「ちょうど、演奏が始まるみたいだね。

「いい曲だと思ったんだけど、何の曲かわかった?
『グラディウスでしょう? ゲーム音楽だよ。
「ゲームの音楽? それはわからないわ。
『そりゃそうだ。それじゃあ、そろそろ帰ろうか?
「うん、帰りましょう。

「いい曲だと思ったけど、いったい何の曲かわかった?
『グラディウスでしょう? ゲーム音楽だよ。
「ゲーム? それはわからないよ。
『そりゃそうだ。それじゃあ、そろそろ帰ろうか?
「そうだね。そうしよう。

「いい曲だと思ったけど、何の曲かわかった?
『グラディウスでしょう? ゲーム音楽だよ。
「ゲーム? そうなんだ。
『そうなんですよ。それじゃあ、そろそろ帰ろうか?
「そうだね。帰ろう。


 吹奏楽部2年目

 来たとき

「ちょうど、演奏が始まるみたいだね。

「おかしかったー。音楽を冗談でやってるとしか思えないね。
『吹奏楽部というよりも、コミックバンドみたいだったね。
「本当、そうだね。
『それじゃあ、そろそろ帰ろうか?
「うん、帰りましょう。

「冗談で音楽やってるとしか思えなかったね。
『吹奏楽部というよりも、コミックバンドみたいだったね。
「本当、変な吹奏楽部。
『それじゃあ、そろそろ帰ろうか?
「そうだね。そうしよう。

「おかしかったー。こんなの大会前に聴いたら、力が抜けて駄目だね。
『えっ、大会前って?
「水泳の大会の前に、精神集中のために、必ず音楽を聴くんだ。
『確かに、そんなときにこんな曲聴いてたら、力が抜けるね。
「でしょう。精神統一できないもんね。
『それじゃあ、そろそろ帰ろうよ。
「そうだね。帰ろう。


 吹奏楽部3年目

 来たとき

「ちょうど、演奏が始まるみたいだね。

「よくわからなかったけど、素晴らしい演奏だったと思うな。
『素晴らしい演奏だったね。

「よくわかんなかったけど、いい演奏だったね。
『本当、良かったね。感動したよ。

「わからなくても、いい曲は、やっぱり良いね。
『俺もよく わかんなかったけど、良かった気がするよ。
「なんだ、一緒じゃない。

『本当、良かったね。感動したよ。
「良かった、本当にいい演奏で…。
『えっ、なんか言った?
「い、いや、何も言ってないよ。

『俺はよくわかんなかったけど、いい演奏だった?
「えっ、いい演奏じゃなかった?
『いや、俺はよくわからないから…。
「いい演奏だと思うんだけど…。

『本当、良かったね。感動したよ。
「やっぱり、そう思った? 私も、ちょっとだけ感動したよ。
『俺もよくわかんなかったけど、いい演奏だったと思うよ。
「なんだ、一緒じゃない。


展示を見終って

『それじゃあ、そろそろ帰ろうか?
「うん、帰りましょう。

『それじゃあ、そろそろ帰ろうか?
「そうだね。そうしよう。

『それじゃあ、そろそろ帰ろうか?
「そうだね。帰ろう。

(こうして、 文化祭は終了した。)