(さあ、練習再開だ。)
(清川さんは、あまり気にしてないみたいだ。)
・ぶっ倒れる
『今日の練習は、非常にハードだ…。何だか目まいが…。
『も、もう、 駄目だ。
(あぁ、俺はどうしたんだろう…。)
「ほら、目を覚ませ。
バシャーン
(うわ。つめてぇ。)
「やっと気がついたみたいだな。
『俺、練習してて…。あれ、記憶がないぞ。
「これぐらいの練習でへばるなんて、軟弱なんじゃないの?
『介抱してくれたんだ。ありがとう…。あっ、清川さん
「私の事、知ってるの?
『当然。水泳部にいる人はみんな知ってるって。(彼女は、清川望。超高校級の女スイマーだ。)
「君だけ私の名前を知っていて、私が名前を知らないのは、不公平だね。
『あっ、ごめん。俺、[フルネーム]。よろしく。
「よろしくね。それじゃ、十分休んだら、練習に戻って来いよ。
『ありがとう。
(やったぁ。あの有名な清川さんと、話しちゃったよ。これからの部活が楽しみだぜ。)
・1年目
「あっ、[あだ名]
「練習はどうなの?
『結構きつくてね。ついていくのがやっとだよ。
「最初はそうかもしれないけど、頑張らなきゃね。
『女子の方はどう?
「私は、特別練習だから、よくわかんないな…。
『そうなんだ。(清川さんは、特別練習かぁ。)
「一緒に、特別練習が できるといいね。
『そんなの、まだまだだよ。
「だから、頑張ってね。
『うん、ありがとう。
「あっ、[名前]
「練習はどう?
『結構きつくてね。ついていくのがやっとだよ。
「最初はそうかもしれないけど、そのうち慣れるよ。
『そんなもんかな? 女子の方はどう?
「私は、特別練習だから、よくわかんないな。
『そうなんだ。(清川さんは、特別練習かぁ。)
「一緒に特別練習ができるようにならなきゃな。
『そんなの、まだまだだよ。
「そのつもりで、頑張れよ。
『うん、ありがとう。
「あっ、[名前]
「練習はどう?
『結構きつくてね。ついていくのがやっとだよ。
「最初はそうだと思うよ。とりあえず、頑張れ。
『ありがとう。頑張るよ。
「それじゃ、私は、特別練習だからこれで。
『頑張ってね。(清川さんは、特別練習かぁ。)
『あっ、清川さん。練習がきつくて参ったよ。
「‥‥‥‥‥。そんなの当たり前だろう?
『そりゃそうだけど。
・2年目
『あっ、清川さん。最近どうも、スランプ気味で調子が悪いんだ。
「そういう時は、基本からやり直してみると、いいと思うよ。私もそうだったから。
『基本からねぇ…。清川さんにもそういう時があるんだ。
「私だって、スランプのときぐらいあるわよ。
『そりゃそうだよね。でも、参考になったよ。ありがとう。
「水泳の事だったら、いつでも相談してね。及ばずながら、力になるわ。
『ごめんね。自分の練習も忙しいのに。
「別にいいのよ。それじゃ、頑張ってね。
『あっ、清川さん。最近どうも、スランプ気味で調子が悪いんだ。
「そういう時は、基本からやり直したほうがいいよ。私もそうしたから。
『清川さんも、そうやって、スランプから脱出したんだ。参考になったよ。
「水泳の事だったら、いつでも、相談に乗ってあげるよ。
『ありがとう。助かるよ。
「それじゃ、特別練習があるから。
『あっ、清川さん。最近どうも、スランプ気味で調子が悪いんだ。
「そういう時は、基本からやり直したほうがいいよ。
『基本からねぇ…。ありがとう。参考になったよ。
「それじゃ、特別練習があるから。
『あっ、清川さん。最近どうも、スランプ気味で調子が悪いんだ。
「‥‥‥‥‥。基本からやりなおしたら?
『基本かぁ…。
・3年目
「あっ、[あだ名]
「どう、調子は?
『とりあえず、上達はしてると思うんだけど…。
「入部当時から比べると、かなり上達してるわ。
『そ、そうかなぁ。
「インターハイに、一緒に行けるといいなぁ…。
『まだまだ実力はないけど、行けるように、努力するよ。
「うん。頑張って。応援してるわ。
『ありがとう。清川さんに応援してもらったら、百人力だぜ。
「そ、そんなことないけど。いつでも協力するから、言ってね。
『清川さんも、特別練習があるのに、悪いよ。
「それなら、何とかなるから遠慮しないでね。それじゃ。
「あっ、[あだ名]
「調子はどう?
『とりあえず、上達はしてると思うんだけど…。
「入部当時から比べると、かなり上達してるよ。
『そ、そうかなぁ。
「インターハイに、一緒に行きたいね。
『まだまだ実力はないけど、行けるように、努力するよ。
「いくらでも協力するから、頑張れ。
『清川さんも、特別練習があるのに、悪いよ。
「それなら何とかなるから、遠慮しなくてもいいよ。
『ありがとう。清川さん
「別にいいって。それじゃ。
「あっ、[あだ名]
「調子はどう?
『とりあえず、上達はしてると思うんだけど…。
「入部当時から比べると、かなり上達してるよ。
『そ、そうかなぁ。
「インターハイに、行けるといいな。
『まだまだ実力はないけど、行けるように、努力するよ。
「その意気だよ。頑張れ。
『ありがとう。清川さん
「それじゃ。
『あっ、清川さん。上達はしてきてると思うんだけど…。
「‥‥‥‥‥。インターハイに出場できなきゃ。
『インターハイか…。
・特別練習
「あっ、[あだ名]
「一緒に、特別練習ね。
『びっくりしたよ。俺が、特別練習のメンバーになれるなんて。
「もうかなりの実力があるから、自信持っていいと思うな。
『ありがとう。清川さんと一緒に練習できるなんて夢みたいだよ。
「あ、あたしも…。
『えっ、何か言った?
「ほ、ほら、インターハイで、日本一を目指すんだから、練習に戻らないと。
『そうだね。お互いに頑張ろう。
「あっ、[あだ名]
「一緒に特別練習だね。
『びっくりしたよ。俺が、特別練習のメンバーになれるなんて。
「それだけの実力があると 評価されたんだから、期待を裏切らないように頑張らないとな。
『清川さんは、いつもこんなプレッシャーと戦ってるんだ。
「そうだよ。これが一番辛いんだ。
『尊敬するよ。やっぱり、すごいよ。
「練習になったら、そんな事を考えてる暇もないけどね。
『そんなに厳しいの?
「もう大変だぜ。やっと仲間ができたよ。さあ、頑張ろう。
『何かいけにえの気分だなぁ。
「あっ、[あだ名]
「一緒に特別練習だね。
『びっくりしたよ。俺が、特別練習のメンバーになれるなんて。
「もうかなりの実力があるから、自信持って頑張ろうよ。
『ありがとう。清川さんと一緒に練習できるなんて夢みたいだよ。
「ほら、練習に行かないと、日本一になんてなれないぞ。
『そうだね。お互いに頑張ろう。
『あっ、清川さん。最近、上達してきたと思わない?
「‥‥‥‥‥。インターハイに 行ってから言えば?
『よし、頑張るぞ。
・ドーバー海峡
「あっ、[あだ名]
「ドーバー海峡の横断に挑戦するって、聞いたよ。
『はぁ? そりゃ、やってはみたいけどね。
「デマなんだ。私も行こうかと 思ったのに…。
『清川さんと一緒だったら、考えてもいいなぁ。
「本当? それじゃ、一緒に行こうよ。
『そ、それもいいけど、清川さんと一緒に日本一になるのが先だから。
「そ、それもそうね。私も負けないように、頑張らなくっちゃ。
『お互いに、頑張ろう。
「あっ、[あだ名]
「ドーバー海峡の横断に挑戦するんだって?
『はぁ? そりゃ、やってはみたいけどね。
「何だ、良かった。先越されるかと思っちゃったよ。
『そんな事よりも、清川さんと一緒に日本一になりたいよ。
「そうだね。私も負けないように、頑張らなくっちゃ。
『お互いに、 頑張ろうよ。
「あっ、[あだ名]
「ドーバー海峡の横断に挑戦するんだって?
『はぁ? そりゃ、やってはみたいけどね。
「何だ、デマか。先越されるかと思ったよ。
『まず、日本一にの目標を達成したら考えてみるよ。
「そうだな。頑張れよ。
『お互いにね。
「ドーバー海峡の横断に行くって?
『まったく、どこからそういう話が…。
「ふーん。やっぱりデマか。
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