基板プレー環境

ダライアスができるな…

基板プレーの環境について

主に縦画面ゲームを業務用モニターで、横画面ゲームをTVにてプレーする。またパソコンのビデオキャプチャーボードにてプレー画面を録画できるようにしている。なおRGB信号はパソコン用のVGA分配器を流用して3つの信号に分配している。

ビデオ系配線図
図:ビデオ配線図


コントロールパネル

コンパネ外観コントロールパネル外観(上は分配器)
自作。入力コネクタはパナツイン準拠(6ボタン対応)。コントローラはCPLDを用いてオリジナル回路を構成。それとは別にダイレクトに配線できるようなコネクタを配置。コネクタはRS-232Cのストレートケーブルが流用できるようにD-SUB25ピンを使用。
なお電源のスペックは +5V10A/+12V3A/-5V1A/-12V1Aのものでヤフオクにて入手。実はケースの前後を間違えて艶のあるパネルが背面に。
配線ありすぎコンパネ内部
下側が前。左からビデオ基板(RGB信号を安定させるもの)、ボタン配線中継基板、CPLDメイン基板。電源の隣にクレジットボタンとテストボタンを配置。その隣がスピーカ。
緑の基板は取り外し可能CPLD基板
右側に中心となるCPLD(ALTERA EPM7256A)。DesignWaveMagazine2003年1月号の付録。この状態で内部の回路の書き換えが可能(下側についているのがダウンロードケーブル)。回路はVerilogHDLにて作成し、同誌付属の論理合成ツール、PLD設計ツールを使用した。 HDLソースプログラムはこれ。回路図はこれ。回路図はがーっと書いただけなので、正しいかどうか2号機を作って検証する予定(2003.11.12)。

RGB分配器

そのまま配線を三等分した場合、TVに信号を供給するすると業務用モニターに映像が映らなくなるようなので、パソコン用の画像分配器を入手し、21ピンコネクタで使えるように改造し、21ピンRGB切り替え機の箱を流用して作成。これで3分配が可能になった(分配器の基板は4画面分配に対応)。
元はダイアルスイッチが場所をとっていた分配器内部
下側の基板がVGA分配器をばらして取り出した基板。コネクタをはずし、R,G,BとV-Syncのみ配線。電源用のLEDもいただき。
配線がすごいことになっているが、問題なし(VGAとか映すならシールド線にしないと駄目だと思うけど)。
ACアダプタの穴は開けました分配器背面。
真ん中にACアダプタを接続。入力1で出力が3。コネクタの場所を作れば4分配も可能。

ビデオコンバータ

実はAVで見ろ壊れた(笑)右がXVA-1s、左がAVデミロ
XAV-1S(マイコンソフト)
この手の機材を数々リリースし続けたマイコンソフトの15KhzRGB->ビデオ信号変換器。これでたいていの基板の画面をビデオ信号に変換できるが、信号が強すぎたり同期がずれているものはつらい。後継のXAV-2Sならその手の対応も可能。一時期プレステ2とこれを組み合わせてDVDのマクロビジョンを解除できたため、ヤフオクなどで値段が高騰した。
AVデミロ(ゲームテック)
コンシューマ向けの怪しげなグッズを出しているゲームテックのビデオコンバータ。「ノイズ等が入りにくいRGB信号をビデオ信号に変換しますから、画像の種類によってはよりクリアに表示することができます」とカタログに書かれているが、上記と同じようにPS2と組み合わせてDVDをダビングする目的で発売されたことは明らか(そんな面倒なことするならリッピングするわ)。ただ、RGB各信号の調整機能がついているため、信号が強すぎるゲームだとXVA-1Sでは白黒になってしまうが、これだと調整が可能となる。
えーと、買っちゃいました。なんかダイレクトショップで買えるらしいので…。
3日で届きましたXAV-2s

業務用モニタ

デガウススイッチつき縦置きゲーム用モニタとして使用。
ゲーセンの筐体から抜き出した25インチモニタ。NANAO製のものをヤフオクにて入手。この手のモニターは18インチから29インチ、まれに34インチなどが出回っているが、18インチはもうかなり古くなってきていて入手困難。29以上はとても個人で扱える大きさおよび重さではなく、必然的に25インチもしくは26インチが妥当なサイズとなる。
ただ、26インチは流通した年代が古く、ブラウン管の丸みがかなり気になる(29インチからは完全フラットなものも存在)。なので、25インチが個人で使うにはベストと思われる。また25インチはモニター面に調整つまみがあり、調整が楽。

もちろん背面はむき出しなので、高電圧での感電には十分注意する必要あり。

これをもってきたときの福○通運の兄ちゃんの不機嫌さはいままで出会った配達の人の中でずば抜けてトップ。4000円も送料をふんだくって何でそんな態度とられないといかんのじゃと小一時間問い詰めたい気分。

Sony KV-29DRX5

58Kgありますよ?画面はPS板ではありません。
SONYのVEGAシリーズの数少ない4:3モデル。ビデオ入力5系統、D3対応コンポーネント3系統に加えAVマルチ端子を備えた強力な入力端子が特徴。これのAVマルチ端子にPSの21ピンRGBケーブルを逆に使ってRGB信号を接続。つまり本来PSにつなぐほうの端子をTVに、21ピンのコネクタを前述の分配器に接続している。この方法を用いることで、PS/PS2以外の21ピンRGB出力を持ったゲーム機もRGB接続が可能となる。ゲームを高画質でプレーするには必須のTVといっても良い。

でもこのブラウン管を使ったプロフィールプロがでたらボーナスはたいて買い替えるだろうな。

パソコン

Pentium4 1.6AGHzの自作機。ビデオコンバータからの信号をMTV-2000のビデオ入力にてキャプチャできるようにしている。これでプレー中の映像を動画キャプチャし、そのあと編集してオリジナルのゲームライブラリを作成することができる。

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